まんまる
134
145
投稿数
1254

ネームは木喰上人の歌よりいただきました。八年前より闘病中ですが寛解の身です。リハビリに励んでいるなかUtakataに辿りつきました。短歌を始めて三年で我流です。自分史をうたに詠もうと思いつきました、気がかりなことは平和と格差の大きさです。よろしくお願いします。

地味なれば古木のかげにホトトギス むらさきの花 風と遊べり
22
秋風に迷子になりし風船は植木にゆらり来ぬ子待ちおり
33
イベントの残り香ねむる公園の静逸の朝ひよどりの鳴く
24
秋空の鱗雲に包まれた地界はさかなのお腹の迷宮
19
久々の文化の味のお昼なり孫のおごりのステーキ跳ねる / 改作です 文化の日に
18
太極拳見つつ杖つき歩く道 小さいあかの落ち葉ふむ
23
奮発の孫のおごれりランチなり バイトでためた虎の子にのる
19
病む母に息子が南瓜煮試みる煮崩れ嘆くも母はほのぼの \ 追憶 
26
アジサイの咲きのこる花色褪せし酷暑に耐えた語り部なるも
25
風にゆれ秋明菊は小屋のかげ ひとりで愛をつぶやくような
25
杖ついて庶民の怒りを票にこめ一揆を起こした民の心情
22
朝日浴び五羽の野鴨の水溜まり近づき座して吾も遊べり
23
祖母がいるご詠歌うたう講のあと沢庵茶の香も秋風になり \ 追憶
17
百日紅の彩りに酔う夏の日の余韻を断てり切りもどす秋
24
花のあと切り倒されし桜樹の涙を知らずキノコがはへる
22
同じ身の宵待草と語らひて待てば海路に月のあらはる
26
朝陽さす秋の空には半月のおぼろに浮かぶ欠けてやさしい
19
日曜日庭の草取り疲れおり「笑点」見つつのらり暮れゆく
28
薄暗き五時に目覚ましけたたましい抗癌の朝妻におはよう
19
点滴の続く夜にも満月の透き通る秋の光に浸る
26
お休みの歌人の事情思はるる忠犬ハチ公お帰りを待つ \ Utakataで
15
山陰の「二十世紀」はみずみずしい緑のしずく愁いの滲む
19
姉追ってよちよち歩きのちょんまげさん「まって〜」と叫ぶ蝉しぐれふる \ 行った夏
16
彗星の「アトラス」テレビで見る夕べ足の自由を願わず暮れる
17
家路へのももいろの空夕暮れの育ちゆくかな上弦の月 
34
おむすびをしみじみ食べる苦学生下宿の母の夜の差し入れ \ 追想
19
受験生と作る熱気に氷雨降る家路にホカベン黙食の夜 \ 古老ふんばる
15
秋風に枯れ葉まるまりカラコロと杖ののもと鳴きてころがる
21
ラジオから五輪の歓喜おぼろげにコスモス咲いたひとり旅の日 \ 10\10 東京オリンピック
18
闇の中毛布にくるまり氷雨の 秋桜ぶじや生命あらなむ
15