まんまる
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ネームは木喰上人の歌よりいただきました。八年前より抗がん剤治療中です。リハビリに励んでいるなかUtakataに辿りつきました。短歌を始めて三年で我流です。自分史をうたに詠もうと思いつきました、気がかりなことは平和と格差の大きさです。よろしくお願いします。

散る梅は地にひしがれて空見てた 大震災の地獄のあの日
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九十路(ここのそじ)爺のこぼすや老老の介護の難きもリハビリに凪ぐ
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古木にも生きる芽のでる力ある 逝く冬みつつ風光るなか
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揺れうごく十五の花を吹き散らす鬼の裁きぞ選抜試験
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闇晴れて垂(しだ)れる梅は滝のごと夢の流れる いのち煌めく
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確定申告(かくてい)をスマホに挑むも迷路なり目がしょぼしょぼの氷雨の弥生
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冴えかえる桃の節句に雪舞えば言の葉凍え床(とこ)に潜りぬ
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荒れにける庭の紅白梅の香を主人(あるじ)のもとへそよ吹け風よ
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恋う鴨の旅立つ前の水面には二羽で名残の線を弾きけり
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梅林のふわふわ春の香の舞へば見渡す富士も霞みほろ酔う
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母遠く在りし日を知る梅の木や切られ砂利庭 残り香もなく
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友よりの別れを惜しむ紫のうつむく花はクリスマスローズ
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低音のジャズピアノの音(ね)コーヒーと夜の闇溶かす朝が安らぐ
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シジュウカラ梅の香匂う庭の木につがいのさえずる清けき朝(あした)
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Utakataにいつもの人の見あたらずつつがなきやの曇りの一日(ひとひ)
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丹沢の春立つ里にも雪ふわり紅梅震え耐えて夢見る
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ひとひらの雪が舞いくる公園の人っ子いないブランコふたつ
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白雪にうす紅さして富士の山 癌も染まりぬ刹那の美かな
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薄紅の王女のごとき富士の山魅せられし君癌の貴公子
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ポンコツもいのちを運ぶ愛車なり通院帰りにエンスト愛(かな)し
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十郎の恋人「虎」の想い秘め曽我の紅梅涙しだれる \ 曽我梅林に氷雨ふる
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鳥たちの宴となりし柿の木の赤い実消えぬ裸の古木 \ ご免なさい 再掲です
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道すがら荒れた庭にも水仙の家人の病むやうつむき咲きぬ
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ごみ置場整え小さなボランティア黄の水仙が吾を見ている
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暗雲の立ちこめる朝出陣の受験の幸を祈り梅咲く
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コーヒーの湯気のゆらめく壁見ればムシカ聞いてる一輪の花 \ 音楽喫茶ムシカにて
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母の味赤かれいの身プリプリの東京にない雪降るさとの
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森友の文書開示の判決に非業の冥土に正義はためく
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えっ「閣下」苔むす国の長(おさ)が言う諂うにおい暴君トラへ
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春立ちぬ紅梅の芽のふくらむもつぼみの頬を寒風の刺す
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