まんまる
143
148
投稿数
1363

ネームは木喰上人の歌よりいただきました。八年前より抗がん剤治療中です。リハビリに励んでいるなかUtakataに辿りつきました。短歌を始めて三年で我流です。自分史をうたに詠もうと思いつきました、気がかりなことは平和と格差の大きさです。よろしくお願いします。

Utakataに猫の声せぬ朝なれば明かり灯らず雨戸を開けぬ / お持ちしています
33
親切も絆も義理も振り払い泡沫( Utakata)の淵 万華揺らめく
30
靖国の開花宣言待てぬまま ひそかに二輪 初恋めきて (3/18標本木)
33
美味しいと風邪引く君の声を聞き韮の若芽を春風に摘む
36
名も柄もわれに似ているボケ(木瓜)の花 木偶の坊にも春の彩り
34
白無垢の祈りを包む木蓮のつぼみ食らわれ亡骸の空
37
硫黄蒸す大涌谷の枯山に鶯の声透きて光れり
34
去る子らに光りを願う心さへ凍てつくままに寒風を聞く
33
回る寿司 店の出口に鹿(しし)威し(おどし)財布のひもの弛みを打てり
33
原発にふるさと追われ民去りし荒野に芽吹く沈黙の郷 (3/11)
33
塀のうち熱に沸き立つWBC格差に沈む倭国の夕日
26
木蓮のつぼみをつつく破廉恥を知らない二羽がキーキーと鳴く
33
大島を離る椿がふりかえる汽笛に咽ぶ夕潮の海
30
青空へ白木蓮のつぼみ立ち再起の君へ春を祈りぬ
37
俯きて君を見送る紫のクリスマスローズ風のささやき
28
戦火の世 平和の夢は踏まれゆく草は倒れつ「イマジン」詠う
26
石橋を叩いて渡らぬ七十路(ななそじ)の君の復職苦難へ飛ベリ
29
人殺す武器の輸出に耐え得ぬと矜持の道ゆく社長の光り (3/6)
30
紅富士に寄りて映えるや十六夜の月に引かれて通院の朝 (3/5)
30
勝ち負けを越えて抱き合うライバルに雪光り満つ五輪を想ふ
26
春寒の氷雨に一輪椿咲く 風に揺れつつ白無垢の雛 (3/3)
30
咲き初めし辛夷(こぶし)ふるえる春寒に園より流るひな祭りの歌
33
厚壁を見つめる我に夢食めと圧をかけるや水槽の亀
28
 紅梅の花笠のうえ網目より天海に澄む夕暮れの月
29
人間の尊厳捨てて戦火撒く魔王の賭けにいのち散りゆく
33
枯れ茎のあじさい見れば芽吹きゆくみどりごを抱く弥生のいのち
27
根元から切られてこぶの酔芙蓉 夢を紬ぎて如月を生く
31
不可解な「男系男子」の宰相に忖度せしや沈黙の民
26
人殺す武器の輸出で金儲け泥の道行く美し日本
26
雪解けも彩り褪せしさくら草 運命(さだめ)を生きる輝きの外
30