時間がまだ「海」と呼ばれていた頃を知る美しき横顔のひと
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少年に道を説くのは嫌いだけど 大人は長いほんとうに長い
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闇龗くらおかみやどれる沢のもみぢ葉は十束剣とつかつるぎの血しずくと見ゆ
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うまさけの→三輪ばかりではうら寂し テロワールこそ八百千万やおちよろず
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温かな 誰かの青春 眺めつつ 半額になった弁当をチン
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下心無いことも無く読みふける 寂聴訳の源氏物語
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キラキラもトキメキもなし友もなし それでも一度も吸えなかった煙草
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しなくても良い苦労などしなくても良いんだ 連鎖 止めて良いんだ
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雨ふりに零れおちくる歌屑のほつりほつりと染み入りそむる
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メスmethマリファナmarijuana コカインcocaineヘロインheroineオピオイドopioid…虹色の禍に染まる街角
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むらさきの雨に濡れつつこの星にきのふ流れし泪を見つる
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思い切り 君に殴られ 殴った日 きっとボケても 思い出すだろ
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薬局で生まれて初めて買った紅 自分のことを好きになりたい
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「こうせねば」と焦ってしまうことこそが僕の歪んだ「したいこと」かも
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実物に会っておどろくあの人の名前に顔や声があること
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一時間長きあはひをいただきて眠りに捧ぐ冬のはじまり
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窓辺より風の吹く日になに飛ばさむ こころ ことのは このみ 飛ばさむ
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不公平不条理は此の国に住む正道と言ひ星条旗揺る
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終電はみんなやさしい今朝おれをカバンの角で殴った人も
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うたくずを拾えるときは胸郭の内||オア外が雨降りのとき
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手蔓藻蔓テヅルモヅルのゆびさきは 嬰児籠えじこ やさしさ帯びてもだにたゆたう
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少年の朗徹去りし五線譜は降りて感傷過多のヘ音に
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音楽と缶チューハイと夜がきて心はやっと水得た魚
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むなしさが背中に覆い被さって動けずにいる西日射す部屋
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かみさまが宝石箱を落としたの?空いちめんにきらめく紅葉
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最初から境目無くて吹く風が描いていった秋の輪郭
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旅先の朝にこだます選挙カーうるせー知らねーFINALFANT ASY
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泪ひとつ零るるかたちの乳房には悲しみあらずほほ笑みてゐる
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葉と風の歌を詠みにしさらさらと目覚めて消ゆる夢のことのは
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アヲハタとアカハタ靡ける渾沌の中つ方にて狼煙上がりぬ
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