Utakata
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美美庵
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最近、ある方の影響で、三十数年ぶりに、
詠みはじめてみました。
拙く、荒削りなものばかりですが、
一日一首を目標に頑張ってみます。
よろしくお願いいたします。
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順番を待っているだけ駅ビルのトイレに長く列なすように
7
この魔法解けて世界が覚めたとき私はいなくなるのでしょうね
10
私だけ死なぬわけには参りませんその日来るのをお待ちしてます
8
流れゆく渦潮のなか一瞬に見せる少女の哀しき真顔
13
真善美映らぬ鏡ギッシリと張りめぐらせた悪魔の喜悦
7
不思議なるアイコンタクト送りくる女性の心理はかり得ぬまま
9
底知れぬ優しさだけが恒久の光の如く明滅してる
14
人がおりただ人がおり群成して煩悩林と言い得て妙な
13
立ち匂う独り身なのを羨まれ心馴染まぬ会合の席
13
友だちがいないと聞くと私など信に値す人格を観る
9
負けまいと屈せず恥じず終局を降りてゆくのは菩薩の行だ
13
寝る前のチョコはとってもお勧めよ気分鎮静血巡り良好
11
傾いて沈み始めた船思う私の国の様相重ね
11
マフラーで自縄自縛に陥って力任せに千切るポンポン(アホです〜💦)
9
何事も実は笑いと受け取ってイルカになってジャンプがしたい
11
過緊張してるあなたの硬直は私共には打つ手が無くて
15
本心を探すのだけどどれもみな眉唾もので嘘くさくって
14
賑わいの空々しさと独り身の寒々しさは似た者同士
17
城壁はなんとはなしに出来てくる君はまもなく冷めた目になる
13
死ぬるとは夢から醒めることであるだからこの世を愛しているの
17
ご予約を受付中の貼り紙が貼られ健気に労務している
17
不機嫌の極みでお鍋煮る日暮れ自分を戯画と
呪
(
まじな
)
いながら
15
巷間も
人間
(
ひと
)
の様子も変わり果てトロンボーンの音色聴かせて
14
階段の登り下りのすれ違い死と淋しさは共有出来ず
15
漂流の身には旅路の果てにある
紅
(
あか
)
い陽だけが見つめ得るもの
15
寒空の下でゴメンね洗濯機ザブンザブンと稼動中です
13
着信に気付かなくても私なら砂のひと粒落ち葉一葉
12
急な冷え私弱らせ震えつつカップスープを両手でつつみ
18
そのままでいいとつぶやき寝返った背を見てそっと襖を閉めた
17
精算が終わりましたの音声が師走の空に虚しく消えて
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