美美庵
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最近、ある方の影響で、三十数年ぶりに、
詠みはじめてみました。
拙く、荒削りなものばかりですが、
一日一首を目標に頑張ってみます。
よろしくお願いいたします。

澄んでいく泥にまみれるごとにまた愛は私のものでなくなる
11
自己満たすものを自分の外側に求めに行けば虚しいだけよ
7
二十年闘った街懐かしき冬の初めの陽射し優しく
15
スマホだけ自己も世界も見ない人女性専用車両の景色
11
懐かしい溶け込めてない立ち位置が四十年が経ってますから
9
会いに来て優しい波があんなにもきらめいている理由わけを知ったら
12
冬の夢私彷徨う意味を問う君への愛が答えを明かす
12
この扉僕たちだけが抜けられる鍵君だけに預けたからね
10
あの日なら真っ直ぐ海を見つめてた君を守れる私を知った
12
言葉にはならぬものだけ堆積し語り忘れて久しきわが身
9
僕たちは何でもあって何もないそんな世界を漂流してる
13
作られたものは決して僕たちを幸せになどしない目隠し
12
このまんまここで寝かせてもらいたい家は要らないそれじゃ駄目です?
11
ド緊張1年ぶりのヘアサロンしかも初めてどんな姉さん?
11
虐殺や侵略続く空の上くっきり架かる一筋の虹
17
ヤマボウシ隠れてないで出てらっしゃい光の方へ赤い実寄せて
11
貯蔵庫に愛や優しさしまい込み素知らぬ顔でこの世こらえて
12
新しい私にバトン渡したのどこか知れない星の彼方で
14
闇覆う世界に機嫌損なって豆乳鍋をグツグツ煮込む
13
事情あり理由秘密もまたあって裏のそのまだ奥もある
9
遠い日の少年たちの一人また没したと聞き面影よぎる
13
欲望と疑心暗鬼と比較病ひと美しくなどあるものか
12
遅参した私に空いた一席が君の隣りに用意されてた
15
遠すぎる海はなくともさざ波が胸に押し寄せざわめかせるの
19
更年期トンネル抜けはお預けと風が冷たく宣告下す
14
先端に無知であること別段に頓着せずに窓外見てる
13
読み人のない本風に数ページめくられるまま木の葉舞い散り
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不死不朽色褪せぬ愛道ばたの顧みられぬ場所に咲く君
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高すぎたホットジンジャーミルクティー少しく悔やむセルフご褒美
12
光浴び一人得意でいるよりも闇夜を友と共に歩もう
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