美美庵
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最近、ある方の影響で、三十数年ぶりに、
詠みはじめてみました。
拙く、荒削りなものばかりですが、
一日一首を目標に頑張ってみます。
よろしくお願いいたします。

線はいいもう沢山よ点のまま星さながらにスッと消えれば
11
愛し合うただそれだけで事を成す僕らはみんな思いがけなく
12
取り返しつかないことを人生と私は呼ぶわ成功者すら
11
淋しさはネオン看板人いきれ欲の目隠し溶け込む私
11
頂上でまみえる僕らあんなにも無縁の生を歩み続けて
12
寂寞の瞳を伏せて群衆に溶けて消えゆく友無き少女
10
絵にならずいとも映えない自画像を掲げて今日は歯科へ赴く
8
空隠すビル群見つつまだどこか帰れる場所がある気がしてて
13
些事満ちて我が身儚く蟻のごと空にそびえる怪異の下で
11
和装映え御婦人四人集いおり世は秋色に染まり変易す
14
緩慢な坂道途中立ち止まり不思議の絶えた生に疲弊す
12
行き場ない者たちだけがたどり着くそんな境地へ赴きましょう
8
四十年都会の中の無人島壊れていなきゃ普通じゃないわ
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目を細め波のきらめき眩しくてあなた重ねた雄々しき飛翔
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サヨナラがそこかしこにて待ち伏せて緩いカーブに差し掛かる秋
19
太陽は地上の営為ただ見つめ今日も毅然と輝き沈む
10
たそがれは赤むらさきの薄明かり空にのまれて私無になる
10
天秤にかけて測るの空眺め生きる虚しさ死ぬる淋しさ
10
大袈裟と肩を叩かれ振り返るあなたがフッと微苦笑する日
10
幻想と知る日が来てる陋巷の蝟集醜き只中に居て
6
曇天のそれは正しい道である重なる雲が囁き動く  
8
まだ先へまだまだ先へ進むのが終わりと投げた絶望の常
9
東西を矢弾のように往き来する人よりやはりあの空見上ぐ
8
ヒロインに仕立て上げたるわが様をこれで良しとすわが日日にちにち
12
抜けれないトンネルはなし暗闇を行くのよ不撓不屈のキミで
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階段をおりる私の足音が今日の生死を分ける始まり
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ここにただ沈黙だけが鎮座する人生ライフに非ず神秘に非ず
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死のほうが幸福だから如何せんキミは勇気が出ないのでしょう
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こんなにも歩み続けた嘆息が西日眩しくまた家路往く
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ことさらに高声あげてひとり歌歌う少女の帰宅は愛し
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