Utakata
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美美庵
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最近、ある方の影響で、三十数年ぶりに、
詠みはじめてみました。
拙く、荒削りなものばかりですが、
一日一首を目標に頑張ってみます。
よろしくお願いいたします。
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真実
(
ほんとう
)
のこと言うならば悪いけど天が西から出かねないのよ
9
ただ閉ざし愚かが楽で逃げおおせ
時代
(
とき
)
はいつでも過ぎゆき去った
10
疑いと無味乾燥の無情感愛を掻き消す自信ありげに
8
あの雲の動きは僕ら
地球人
(
ほしびと
)
の末路を知悉してるのかしら
13
最果てのうだる晩夏の交差点父母思い自嘲苦笑す
12
ひと声もなき夏の日の落日のわが業定め顧みつつも
10
あと三月しかない命想いても愚かに自己を迷わすばかり
12
慎んで傷の歴史で感じるわ愛の形が無数あること
12
頬杖をついて終日何もせず葉揺れを見れば怖いものなし
14
立ち込める高湿度には降参を狂い回らん私の毒素
11
忙しさのなかの静止画免れぬ路石のように野花のように
8
まだ生きる意味は私のなかになくクーラーの音静かに唸る
15
ダメである前後左右にネット見て世界馳せてもダメである
9
暗すぎる喫茶店にて過ぎ去りし塵労思い肩落とすとき
11
彼女言う困ってしまう私こそどれほど世界に困ってきたか
10
炎熱のもとで醜く硬くなり優しさ放射出来ていますか?
8
呆気なく苦しみ宗旨も何もなく死は厳粛さをも斥ける
10
現し世の最期の夕陽想定し駐輪場の去り際在りて
8
やがて死ぬ私と違いこの木々は何かのために連なっている
15
文字通り巷へ抛り出すぞとの亡父の言葉固く忘れず
16
散り散りと天使輪舞し月照らすシリアイエメンアフガニスタン
14
遠凪の銀にきらめく蜃気楼海はキミなど呼んではいない
21
あなたとの訣れは悲嘆などでなく永遠に見た苦の解放だった
19
何人
(
なんぴと
)
もならぬ私の道行きを知ってか終の父の微笑み
12
うごめきを照らす光はただそこに在って光を照射するだけ
12
淋しさも虚しさもまた置き去りに酷暑の夏は去っていくのね
15
父母よ彼方の曙光漏れ光り続く緑の昏き荘厳
13
消えていいそう聞かせつつ蕭条の夕日暮れ染むスーパーへ行く
9
人生はこの雑踏をひとりゆくそんな気高な
追物語
(
ついものがたり
)
14
真実でなくなる前に愛という文字を胸からすぐ掻き消して
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