ひとふで
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世人もすなる和歌なるものを、始めてみむとて此処に在り。
多趣味な凡愚、動物が好き、毎日犬を愛でている。
再掲などの過去作(※別サイトなど)含め、ジャンルを問はず、稀に毒。
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白鷺の如しと聞こゆ姫路城 見上げた雄姿の記憶は胸に
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旅行狂たびぐるいだった私はもうおらず 病床とこで見返す写真は無言
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好きだから許せぬこともあったよね 遠い時代の恋人たちよ /「平安歌人」
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十五夜を過ぎて寝仕度する月よ 地球の陰でとくとおやすみ
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夜明け前蒼い静寂我を起こし 薄衣羽織りて秋が来にけり
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温かいご飯が美味しと思えたら まだ大丈夫。歩いて往ける
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螽斯キリギリス飛蝗バッタと何が違うのか 壁の客人きみはどちらか? /外に逃がしました
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裏切られ、赦せぬ君をだ好きで 嫌えるまでは会いに行かない /推し
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ペンと紙、脚は生えぬし逃げもせぬ アイディアだけが独り駆け去る
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成就せぬ想いや夢が絡まって 今の「あなた」の形になった
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不如意ふにょいなる暴力仕打ちの痛み忘れ得ぬ 此方こち人間どう足掻いても
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秋来ぬと窓を開けども頬を打つ 風の熱さに夏がまだいる /「残暑」
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胸中のどれだけ黒く沈んでも 朝焼けだけは綺麗と思ふ
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たまにはね、健康志向ヘルシーぽいことやってみる 秋限定のスムージーとか
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今夜こそ眠りに就くのは最後だと 思ひて過ごす宵の常かな
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朝夕に耳朶を掠めるそよ風の 淡い冷気が秋をささや
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高らかにミンミンと鳴る声ひとつ ふと途絶えたらもう聴こえない
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昼間でも変わらず星は光ってる 只人の目に映らないだけ
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起き上がることもできずに地べた這い スマホ片手に短歌うたを詠んでる
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ビールがさ、美味しいなんて思えない 日が経ちすぎた麦茶みたいで
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撃たれても鳴かずにおれぬ衝動よろこびに 遭えた雉こそ羨ましけれ
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愛犬よお前が殺してくれないか 看取ってやるとは契ったけれど
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患いて自死も叶わぬ為体ていたらく 令和の太宰に俺はなれない
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生存が剰りに苦痛で嫌になる いっそ全てが夢だったなら /「闘病」
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初めから綺麗な人形死体になれたなら 毒林檎など食べずに済んだ
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物心ついたあわいも探してた 此の身を懸ける価値ある何か
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紋白の蝶やそなたは台風を 凌げる場所にありつけたのか
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なあ犬よ、気付けば随分共に居る 僕たち「家族」をやれているかな🐾
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漸々ようようと夏が私をおいていく 何もできずに外へも出ずに
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いまはもうえん所縁ゆかりもないけれど いつかあなたに、また会えますか
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