Utakata
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ジョージ
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92歳で初めてのスマホ短歌デビューしました。
2025年で94歳になります
短歌作って何十年、万葉集愛好者
不慣れではありますが宜しくお願いします。
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病
(
やまい
)
とはただならぬ事とただ座してただでは済まぬとただただおろおろ
5
父の日に衣服贈られ子や孫に九十三歳ゆく場 所探す
10
目醒めれば雨の降る音つゆ入りか朝毎さえずる野鳥も
黙
(
もだ
)
す
10
つゆ時は雲が垂れ籠め思案する鉢のサボテン入れるか出すか
8
病院の減塩食に沢庵かと喜び束の間パイ ナップルの黄
14
呟
(
つぶや
)
きは心のスケッチ言葉湧く文字に替えれば詩となり歩む
8
石垣の割れ目に生えるつゆ草は我が世の時と次々咲きつぐ
12
梅雨時にいよよ色増す紅の色 石灰が 効いたかあぢさゐの花
6
つゆの雨ハ−トの形の十薬は十字の白花
暁
(
あかとき
)
の祈り
5
五月雨に濡れ葉の上を のんびりと 栖家を背なに
舞々螺
(
まいまい
)
マイペ− ス
3
鳥海の山より出づる太陽は稲田温め海へと入りぬ
4
五月
(
さつき
)
晴れ遠山みれば山目覚め みどり黃緑風と戯る
7
妹
(
いも
)
千代子
魂
(
たま
)
のかたぶく年明けに八十八歳いかにとやせむ
6
漣
(
さざなみ
)
の波の寄せくる
渚
(
みぎわ
)
佇
(
た
)
ち 水平線にきみの面影(折り句)
6
田圃道
番
(
つがい
)
の蝶飛ぶ野の花へ 鳥のさえずり
静寂
(
しじま
)
を破る
9
度々に
厠
(
かわや
)
に呼ばれゆめ途切れ 恋のゆめ見むと蒲団にもぐる
9
海行かば水漬く
屍
(
かばね
)
と うた唄う幼き頃のひもじさ辛さ
6
海釣りに釣果を決める舟の位置 山立てと呼ぶ船頭の私産
5
夜の海焚火の明かりに千鳥の子 チョロチョロ寄り来て追い掛け回す
5
世の中の船出の海は波高し針路定めて風に真向へ
6
海釣りに期待を胸に三崎沖
終日
(
ひねもす
)
ゆられて坊主で帰宅(釣果無し)
7
スマホにて花に
翳
(
かざ
)
せば答えあり思い出せないその花の名を
9
山歩きテント並べて三十年思い出残しなれは独り逝く
7
皐月
(
さつき
)
入りチリアヤメ咲く庭一面スクリューの
形
(
かたち
)
に空の色
6
我が庭に晴の日続きチリアヤメ数々咲き誇る空の色に
4
尾瀬ケ原木道歩めばどっかりと明日は挑まん
燧
(
ひうち
)
ケ岳見ゆ
7
恋慕の情わけなどあらぬ蜘蛛の巣にからめ捕られし昆虫の如し
8
腕
(
かひな
)
くみ君と歩めば
喧
(
かまびす
)
し抑えてなほも胸の高鳴る
6
ゆ
(
0
)
めに見し
き
(
0
)
みと二人で
え
(
0
)
んがわに
す
(
0
)
わって眺める
き
(
0
)
く月の月
(折句 )
4
さくら花はなはだ遅しこの春は くしゃみ鼻水杉花粉とぶ
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