ジョージ
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92歳で初めてのスマホ短歌デビューしました。
短歌作って何十年、万葉集愛好者
不慣れではありますが宜しくお願いします。

霧雨につまとり歩む 先斗ぽんと町 じゃの目の中のかんざし揺れる
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夏が来て信濃の国のあずさ川 河童橋より穂高を望む
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九月じん うから集いて誕生会九十二歳白寿への道
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敷石の割れ目に生えるタンポポは踏まれふまれて冠毛飛ばす
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蟋蟀こうろぎは針させ糸刺せつづれ刺せ 冬の備えを我らに告げる
3
砂糖黍ザワワザワワと沖縄に 実りの秋の風のさやけし
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山形の県歌の歌詞は最上川 唄はず聴かずに久しくなりぬ
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この夏の猛暑続きに彼岸花十月に入りてやうやく開く
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背戸の藪 枯木の梢に鴉いて声をかければ唖唖ああと 啼く
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