tomatojapan
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気まぐれに も一度アイコン 変えました

宅配を 捉えてみれば 甥子から 嬉しさ七分 肩透かし三分
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くつろぎの土曜の午後を どれほどの人が夢みん 地球という星
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珈琲の蒸らす時間の惜しかりし 浮かぶフレーズ 歌へドリップ
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忘却の 淵に沈まる 夢のごと 幼き子らと 泣き笑いし日々
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記憶なく 履歴もなくて 宅配の 配達予告に 疑心暗鬼す
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加湿器の 水の分だけ 飲み込んで 渇きを癒やすか 冬籠りびと
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旧友とメールやり取り そつなくも AI作のコピペが映える
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「宵越しの金など持たぬ」と格好つけ 年越せそうな ポイント漁る
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筋肉痛 輝きの日々を 通知リマインド 三日前なり 解散ゴルフ
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二十年 輝き終える パーパット カップインの音 清しくも消え
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選択の答え合わせはほぼ終章 浸かってみようか 冷めたお湯でも
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花の手いれ 始めしきみに ひかりさし やすけきときや 歌の生まるる
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QRコードでなんとか注文す 久方ぶりの老人会など
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冬の風邪 長引くきみの 横顔に 憂いのあとの またひとつふえ
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夢うつつ 一人語りの 絵空事 空耳なのか そらみたことか
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靴ひもの ほどけて 朝の玄関に 陽だまりいろの 一拍休符
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妻は風邪 外は小春日 痛痒し 今朝の選曲 ビートルズらし
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手すりなき和式トイレで立ち上がる深夜の公園 てふ怖い夢
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孫六人 サンタのいる子もいない子も 振込人は みんなのじいじ
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三十一の 言の葉ほどけ 湯に浮かび 掬いては結い またほどきたる
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栗のパフェ 眺めるだけの 対応で 血糖値への リベンジとする
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けふはまた 吐息をめぐる 哲学の クレバスの奥 一人寝気分
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女子からの手書き便箋手にとれば 五十年余の刹那を隔て
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冬の雨 今朝はミシェル・ルグランの 肌ざわりして アレクサを呼ぶ
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若き日の温もり抱き帰路に着き 一年間の消費期限の /昨日は、年一回の学生時代の同期会でした
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ほろ酔いの同期会はお開きに こころ憂きなり 日帰りの君
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それぞれの 想いをかさね 同期会 セブンスコードの 静かに響き
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仮置きの 老眼鏡の 行く方の 一時間後に 見失う件
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わりきれば あまりもとめず うつせみの かけひきもなし 『知足』演算
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あの頃は『女の子たち』と呼んでいた五十年後の君たちに会う
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