tomatojapan
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気まぐれに も一度アイコン 変えました

カロリーは十五パーセント引きじゃない 頼みすぎたる シニアのクーポン
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「次降りるボタン」 押すひと 押さぬひと 見つめるままに 乗り過ごすひと
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てれびでは じゃぱねっとのこえ たからかに いちまんきゅうせんきゅうひゃくはちじゅうえん
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「次は孫いつくるのか」と妻に問う 目配せの先 かぼちゃが笑う
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三十一みそひとにおさめるすべのあれぞかし 青きひかりのやはらかな日々
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やはらかな母の手握りお使いのご褒美嬉し焼き鳥ひとつ
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それまでの西郷輝彦からでした ビートルズへは高三の秋
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奥手なるビートルズファンとしましてはアビーロードに全賭けします/青山田歩歩様、ありがとうございます
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湿疹のピンポイントの痛痒き たとえば宇宙の特異点とか
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『こころ』には弾性限界あるのかと 工学実験思い出す夜
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焼き鳥をひとり運転席で食む 視線集まる アルファードかな/いえ、見つめた側です
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『スリコ』なる言葉を覚えた 少しだけ自慢しようか 妻と対峙す
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雨ののこころの翳にしのびきて秋のうららは雫となりぬ
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長からず 短からず 燃え尽きず 半熟玉子の青き春にて/離島に生息してました、キロさん。
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飽きあきやすき性格なれど はからんや 四たびのあきに千首を迎え
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麻婆も知らずにキッチン『カナリア』のスタライ一択 青春の日々
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老いたるはなおも凛々しくあれぞかし 白寿の母の白コルセット
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サヨナラはエラーなれども美しく 勝者讃えん 敗者にはなお
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今はただよき日のほかは茫としてふたり重ぬる金婚の日々
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ウィンドウズのロゴのようなる窓並ぶアパートが好き この街が好き
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新聞の見出しのやうな歌を詠む 光陰薄き「淡歌」なるやも
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家並みの途絶えし先の廃屋に曼珠沙華ひとつ離れて咲きぬ
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サイゼリヤ 老いて財布にありがたし ペペロンチーノに咽せつつもなお
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秋風に ネガティブ言葉のきみのいて 聞き流しつつ我は頬笑む
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おもねらず生きるしあわせあればこそ おもいやりなど褒められもして
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これからの五十年も話そうか 金婚祝うふたりの復路
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懐かしき秋刀魚の美味は大人びて 苦かりしワタ えも言われずして
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老夫婦ふたりして暖簾をくぐり卓囲む 金婚式の真似事をする
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フレイルの予防とやらにノせられて 五分のお試し 三日の腰痛
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赤い実をついばむカラス眺めればその我見つめ首かしげたり
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