Utakata
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気まぐれに も一度アイコン 変えました
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その人の目にとまりなば炎上の 掠め去りたる安らかの 翳
12
時の波寄せては竦む残命にドプラー効果や紫の綾
18
八の字に富士の春雪かすみゆき八雲神社の水仙揺れる
18
咳き込めばトローチ持ちて妻のくる隣の部屋の壁の薄さよ
21
手を引かれ商店街の西はずれ 焼き鳥タレの指舐めし日よ
16
目移りし買えずに帰る縁日の氷川神社や提灯揺れて
17
五円玉十円玉の幅きかす駄菓子選ぶや子らの王国
16
あといくつ摘めば満つるや春の野に白紫の花かご匂う
20
一
(
イチ
)
〇
(
ゼロ
)
の波の間に間に小舟ゆく情と涙の櫂に絆され
14
ひもすがらネット揺蕩う老人の終の住処か雲井の空は
15
青空にキリンの如くクレーン立つ データセンター積み上がる 雲
17
一打差も勝てば嬉しき負け悔し 飛ばぬ白球止まらぬ破顔
16
桃色の河津桜の連なりてカップ掠める白球 そよぐ
18
飛ばぬのはクラブのせいと言い訳す 風のせいさと言い張る朋と
12
雨上がる 歯肉蠢く啓蟄に 「夢の中へ」と陽水聞ゆ
19
春なのか冬の残滓の中なのか三寒四温の
V
A
R
を
14
サブスクのようだね、多分僕たちは 日々のくらしを課金にかへて
16
ひ孫見ず逝きし父の
姿
(
かたち
)
なり 息子の背中 桃の節句に
21
咳込めず喉の道筋がらついて素麺啜るは苦行と覚ゆ
16
雛の前マラカス振って飛び跳ねて…忘れた孫は、大学生に
15
しまわずに外しおいたる上っ張り 羽織ればぬくき寒戻る朝
17
オチのないショート動画の「いいね」だね、空回りする風車なんて
14
ゴミ箱を空にするたび明け暮れの息・風・温度・足跡かすみ
14
月影の蒼きひかりに君ゆらぎ指先まどう 春は彷徨ひ
19
銭湯の帰りに覗く玩具屋に子の笑顔置き
四十年
(
よそとせ
)
の前
19
つた絡む桜の古木塀越しに そっと春待つ
工場
(
こうば
)
はうらら
16
二日ほど急ぎ足なる衣更着や 一枚外し弥生の
朝
(
あした
)
17
プレイリスト遮って入る
C
M
も
B
G
M
にて
Y
o
u
t
u
b
e
の春
11
あの人のつらいが私にリンクして恋から愛に愛からツレに
13
やさしくてやはらかな君を詠みたくてやさしく歩くやはらかな春
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