tomatojapan
126
123
投稿数
2313

気まぐれに も一度アイコン 変えました

日曜の孫の笑顔を買い足してレジへならぶや 木曜の午後
23
短歌てふ思ひと愚痴にザラメ混ぜあざとき衣の綿飴に似て
14
ことのはのやさしき「ながみひなげし」のこころねいずこ毒にしあれば
16
水天宮見かけて思い出せぬまま「おそれいりやのきしぼじん」とか…/「情け有馬の水天宮」でした
10
銃後では「幸せでいようね」なんてね お花畑に上弦の月
13
思い出は残されたものたちだけの 権利であるらし 義務であるらし
16
予報では「黄砂土砂降り」するはずと妻の知人の言い張る春や
13
ドアなれば出てから閉めるを逆しまにおでこぶつける茶飯事となり
13
ラジオからカセットへ落としたアオハルにクリックひとつアクセスしたり
8
七十路のプレイリストに流れくる🎵 だけど僕たち若者がいる
10
微睡のゴルフ疲れや 黄砂飛ぶ 春の終わりは『東京砂漠』
9
今はもう<アメリカ>ハナミズキとは聞くこともなき 紅・白に咲く
13
かどかどにモッコウバラの家ありて日暮れのまちを春は過ぎゆく
20
拝島のフジを見にゆくバス旅の二十二分のゆらりにふたり
20
花咲けば手折るひとあり枯るるとも水やるひとの傍らにいて
17
ふたりして 「ナフタリン臭いあの人」の 死後には死語と 今更気づき
11
会うまではちひさきままの孫想ひ会えばちひさくしたきと思ふ
16
マウントに馴染まぬボランティアなれば柳に『スルー』の風を吹かせて/自治会にて
14
終わる春 午後の珈琲 あの流行歌(はやりうた)聴いているふたりに薫る
16
思ひ出はいのちの碇り うらぶれてうつつの海にただよふ舟の
15
豊かさに目を見張るやも 水やりしもっこうばらを愛しむ人の
18
はずむ春 北へ駆けるや 角館 弘前めぐり 五稜郭へと
16
豆喰えば腹膨るるを知る午の留守居の我に春は過ぎゆく
16
とりたてて秀でるもののなかりせば凡なる平(たひら)のなほもむずかし
23
足曳きの花の追っかけ四日間 恵みの春は深き眠りへ
17
芝桜ほどよく酔えばうたた寝の目覚むる妻や高麗駅あたり/羊山公園を後にして
19
青空に四月の風は吹き抜けてスーツ着こなしニューフェイス行く
14
花落ちて塑像のやうに歌詠めば枝垂れの彼方山里はあり/あきる野市龍珠院にて
17
チューリップ咲きし水辺に幼な子の弾む声などレンタルしたき/国営昭和記念公園にて
13
丁寧にひと櫛ひと櫛髪染めて 妻、老人会に週末デビュー
19