tomatojapan
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気まぐれに も一度アイコン 変えました

かざること忘れ生きながらえ来たり 死出の化粧はせめても歌で
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通院のあわいにゆるむカフェテラス 五月の風の永遠に吹かばや
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ル・シーニュ エクセルシオール アールグレイ けやき並木に渡る風
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超長期記憶のなかの母なれば来し方行く末語るも虚し
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放たれた稚魚さびしげに漂えば掬う手のあり グループLINE
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「面目」もあるうちなれば「ない」もあり 行方不明になりて久しき
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「ボケたので役員外してくれろ」といひ「みんな同じ」とにべなくかへり
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上書きの出来ぬメモリー捨てたくも引き取り手なし、替えもまた無し
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五月半(なか)真夏日きたり エアコンの重ね着するや 衣替え前
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妻の背の思いの外にやつれおり なでてやりたき 琥珀の酔いに
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がんばれの声つらければ聞き流し 流れに乗ればがんばりの体
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久しぶり今日は妻の付き添いと役割替えて通院電車
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「ゼロでなく極めて低い確率」と熊の出没情報を聞く
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よい時雨 駅トイレ待つ若者と 見るともなしに 肩のふれつつ
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旅の雨ながめせしまに辿りゆく 忘れ路のはて 憧れのきみ
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投稿は小さな出版かも知れぬ 三十一文字ごとの小説
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こんなにも死んだ親父に似てきたか…カラオケ動画の吾亦紅(我もこう)なる
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三十一(みそひと)は方舟なるや 宙翔けて 煇りては消え 何処にか生く
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ぽつねんと印つけたる再会の日が無造作に昨日となれり
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鉢植えに水やる妻に声をかけメディカルスキャンに送る朝くる
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初めてのパートナーとなる人の来し方測る フェアウェイとラフ
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妻の持つ買い物袋へ手を伸ばす さりげなきよう 剥ぎ取るよう
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ポッカリと穴空いたよな心地して カップのライン 朧に揺れる/ひとりゴルフにて
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五年ぶり ひとりゴルフに臨みたり 一人二人と引き算のごと
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日の暮れて自治会に灯の影のびる…公倍数から公約数へ
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毎日が小さい「あっ」の繰り返し 大きな「アッ!」になりませぬように
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気がつけば シャワートイレの二度づかい 括約筋の活躍ならず
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一年がタイムラプスに流れゆく つゆの干ぬ間か 祭りが終わる
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言い間違い聞き間違いにうろ覚え 鳥辺の舫 ふうわりぶらり
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躊躇いにすこ〜し蠢くワクワクを我は希望と名づけてはゐる
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