Utakata
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tomatojapan
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2007
気まぐれに も一度アイコン 変えました
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放たれた瑠璃色の矢は野晒しのあきらめた夢目醒ます
光凛
(
ひかり
)
/折句
16
あじきなし さいわひなりや城崎の雪積む梅にメジロの遊ぶ/折句
17
詠みつかれ往きつきたれば蔓橋
月光菩薩
(
ぐぁっこうぼさつ
)
は輪廻に
座
(
おわ
)
し/折句
15
気を抜くとポンデリングと言いそうなパンデミックの遠ざかる影
17
気を抜くとポンデリングと言いそうなパンデミックの忍びよる影/反転あるいは円環(ドーナツ)
10
種飛ばしざくざく喰らう西瓜かな 六畳長屋の縁側
過
(
よ
)
ぎる
15
「知」の期限 記憶の断崖転び落つ 陽の落ちて喰む蒙昧のゆらり
18
わが家ではいつしか序列二位となり妻のとなりは二匹の金魚
22
珈琲とサイゼと君とひもすがら黙して啜る起承転転
13
言の葉が生まれて消えて うつろいの しずくの音は琥珀に揺れて
20
逃げたろか
青梗菜
(
ちんげんさい
)
も 楊貴妃も 後ろめたさの びっくりチャイナ/折句
10
あそび暮れ子らは家路に語らひの 山の端に入る けふの白雲
19
囲炉裏ばた空(くう)より落ちるくもひとつ牛見失なばくも見の酒に
13
砂山の砂に寄る辺の霞み草沖行く船にテセウスの旗
15
オジロワシ輪を描き舞うラブコールムダ毛処理した澄める空かな/折句
11
うたかたか うたったのか うつろいの うつつのうつほ
U
t
a
k
a
t
a
のうた
8
はんなりと梅愛でる間の惜しければけんもほろろに鶯の邪魔
14
黄昏は微炭酸で飲んでるしやじろべいだよ どうぞお先に/折句
8
甘菓子を頬張るあどけなき孫は戻られぬあの春の日のきみ
14
『風桶』を
一
(
はじめ
)
から聞く暖かさ十八になる孫娘いて
10
遠くなる 別れの記憶 江の島は モノクロームの あざときゆらぎ/折句
10
火曜までみじんこだったふりをするうそもほうべん 千本桜/折句
10
いったんは「チョコはビター」とごねてみるストロベリーの綺麗な紅に/折句
11
「人間がひねくれているから」とまず前口上から語る愉しみ
14
僕だけが知ってる世界は僕だけが知らない世界と言えると気づく/老いた(オールド)らし
8
春がいい あの頃も今も過ぎてゆき すこし酔ったり 小椋佳聴く
17
「だから何」女子アナ微笑むフィルターはより恐ろしき「ですから何か」
13
なお貧す豪奢に遠きリノベーション浴衣羽織れば気分は夏日/折句
13
乙女らがマスタング駆るエンドロールガラス越しにはいいオトコたち/折句
6
悪態の限りを重ねいま死んだとってもうまい林檎の毒だ/折句
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