tomatojapan
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気まぐれに も一度アイコン 変えました

タレ過ぎて 塩に嵌りて タレ戻る 齢の旨み 焼き鳥のごと
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デジタルの18度18時 18歳(じゃうはち)の君 青き光に
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気づかいの小鉢ひとつを持て余し君にすすめる 月、満ち満ちて
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昼寝なら高みに迫る踊り場のひとつ手前の曲がり角がいい
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生成の過程つぶさに老いし顔 数多のシミの星状図のごと
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幼き日の孫動画見る かたはらの眼差し見れば 子も親なりぬ
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九つの薬飲む朝 炭酸の抜けてしぼまる 春日の欠片
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百均に小さな箱を買い求む 最大公約数的幸(さち)の
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支払いにスッと差し込むスマホかな 妻歴戦のポイントゲッター
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旨味さえ憚り知らぬつゆの味 水で割りたしマヨネーズなど
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近づくと思へばひとつ離さるる さわらぬ神か 浮世の泡よ
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低きより高きを見下ろす水面かな 艶やかなるもためらいの舟
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度ごとに手順違えてテント張り 老いたる汗の「子ども祭り」よ
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爺婆のララバイになり 孫たちの十八年のスライドショーは
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ひとときぞ 若いママたち はっちゃけて サイゼ揺らすや 昼のみワイン
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花巡り腰に湿布の春疲れ 見栄で伸ばすや ひさかたの孫
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漸くに既読の付かぬ日が続きそろそろかなと孫離れなる
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手のひらを滑り落ちゆく洗顔の泡を見ているやうな一日
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老いたるを上書き迫るフェイスブック 同月日というだけの生き様(よう)
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こだわりのドリップおぼろに 明け暮れの 令和八年 コロナ禍遠し
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LINEにて通信したき夫(われ)なるも オンデマンドなる 妻(きみ)の扱い
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目覚めれば打ちのめされたような雨 珈琲淹れて フォークルを聴く
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ズンズンと食べ下したるラーメンの 出るを憚り 輪廻に届かず
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本歌取り 詩的飛躍の再点火 SDGsへ リユースなるか
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孫子らに癒されし日のありがたき 老いに疲れし日々のまた良き
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葉脈の裏ほど凛と清しけれ 背を貫くや 言の葉の裏
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小腹すく「小」の大きさに惑いつつみたらし団子の三本串買う
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区切りまであといく首かを詠まんとす 電動あしすと欲しひと思ふ
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「ない」のこと「ねえ」と言うなと妻宣れば「なおらねえ」とぞ我の応える
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揺るる心手放し去(い)ねば下陰の澱みに種の何処(いずこ)よりか来(く)
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