Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
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公園の
百日紅
(
さるすべり
)
池の睡蓮 濃ゆいピンクで 盛夏始まる
8
カーナビに出てきた地名「裏白」を 「羅臼」と空目 道産子ふたり
7
絵画のごと 夏空に映ゆる 茶畑の 几帳面な緑のライン
11
辻々を ゆたりと
出
(
い
)
で来て列をなす 絢爛山鉾 空より眺めたし
3
暮れ切る前 一瞬の薄いブルーに 宵の明星 明日も良い日で
8
信楽の逞しき土に 月夜の蒼を模した 小皿を二枚
4
ギャラリーの静に 清かな水琴の音 「沁みる」とはこのことを云ふのか
7
信楽
(
しがらき
)
の里 軒下のツバメの雛は 小さき簾に守られて居り
6
ようやくの太陽の恵み 少しだけ無駄にして 君とお出かけ
7
友からの朝採れ胡瓜 メイちゃんとサツキみたいに かじりつきたい!
10
待ち時間長いとは言え 院内で 竜田揚げ食べるご婦人 二度見
13
八十路の親に 付き添う息子も高齢の 声かけ優しく 和む土曜日
9
出勤の朝は 長い髪ひっつめ 背筋伸ばしてスイッチ入れる
9
眼鏡かけ 少し背丸めて 布巾縫う姿は 母に似ているのかな
10
我が職場 あちこち置かれた 百均の老眼鏡が 我らを救う
10
近眼の君のスマホは文字小さく ほら と出されて 読めぬ悔しさ
13
水は生命の源 清涼な癒しでもあり 凶器にもなる
6
マスクせず歩いて気付く マスクの内でめっちゃ独りごと言ってた
7
あの夏に 私が君を看取るのだと 決めたからには しぶとく生きる
14
坂道を下って上って 買い物のリュックの重さで 足腰鍛え
7
若き稲 一斉に
靡
(
なび
)
く 本当の夏来るまでの猶予の風に
6
足りないくらいだった 四人分のレシピ 材料半分にして
6
料理アプリなど無い
時代
(
とき
)
に作った 切り抜きノートで 献立決める
7
ふるさとの地方大会 校名が変わり過ぎてて どこがどこやら
8
いつか甲子園で歌う日あらばと 母校の校歌 口ずさみ居り
5
梅雨末期の大雨と言うには あまりにも酷すぎる被害に 胸が痛む
4
男性用の晴雨兼用傘を 御守り代わりに おはようおかえり
7
再びの働く場を得し君の背に 感謝と 無事の祈りを送る
10
「今日よりも若い日はもう来ないよ」と 友の言葉に背中を押され
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やらねばと決意した
夜
(
よ
)
は なぜかいつも 失敗する夢見てる気がして
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