Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
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立葵 おでこにくっつけ遊んだと 母は少女の顔で語りき /コケコッコ花
16
堂々たる鳥居に負けじと
立葵
(
タチアオイ
)
背筋伸ばして紫の花
14
通院の車窓に現る大仏殿の屋根がどーんと励ましくれる
15
雲覆い星無き夜空
慰
(
い
)
するごと 航空灯の赤い
瞬
(
またた
)
き
14
懐かしい『LovingYou』がふと浮かぶ 鳥の
囀
(
さえず
)
り散りばめられた /ミニー・リパートン
10
鳥の声 どれが誰かはわからねど 楽しげなるや昼下がりの
合唱
(
うた
)
19
らしくない乾いた風に
姫女苑
(
ヒメジョオン
)
軽やか揺れて水無月四日目
17
結婚記念日
(
きねんび
)
を忘れた夫を「ま、いっか」と許せるくらいは大人になった /三十四回目
29
キズ物の梅をお安い酢に漬けて 夏本番には絶品梅酢
13
青梅を洗って拭いて 手のひらに収まる丸さに思わず ふふっ と
16
短歌
(
うた
)
のみで繋がる温かな世界で別れを惜しみ出会いに感謝し
26
疎開せし お子への
文
(
ふみ
)
は母御の愛溢るる文字で綴られて居り /原爆資料館
16
訪
(
おとな
)
ひしドーム
薄暮
(
はくぼ
)
に影となり
人類
(
ひと
)
はなぜ学ばぬのかと問ふ /ヒロシマ
18
仕事終えその足で向かう電車旅 駅改札は非日常への扉
16
もう少し頑張ってね の気持ち込め古洗濯機の水垢落とし
16
虹色の大き
暈
(
かさ
)
差す太陽の光柔らに街降り注ぐ
14
ひたすらに雨音の沁む白い窓 拙いピアノで淡く彩る
15
雨籠り ゆると流れる独り時間 心休める日もあっていい
20
雨
逸
(
そ
)
れて薄陽差す道
日傘
(
かさ
)
の上 注ぐ
銀杏
(
いちょう
)
の
葉音
(
はおと
)
優しく
15
推し
(
ジュビロ
)
勝って沸く家族LINE 息子たち元気そうだと安否確認
14
梅雨前にやる事いくつか書き出して 晴れに背中を押される休日
17
その木陰 集う子供ら大らかに見守る
欅
(
けやき
)
今も昔も
18
昼食を果物だけで済ます吾を叱る友の気持ちや嬉し
12
公園の草刈りし人の優しさよ 芝生に残るケイトウ一輪
24
疲れた身を夜風に委ね帰ろうか
薄紅
(
うすべに
)
霞む月をお供に
13
午後診に緊急出動 あゝ夫よ許せ今夜はレトルトカレー
15
部屋中に皐月の風を巡らせて残りわずかな
初夏
(
はつなつ
)
惜しむ /沖縄梅雨入り
24
地方局
息子
(
こ
)
と同じ名の若いアナ ひそかに推してる母親目線で
18
仕事中 張り詰めた気がふと和む 窓より
入
(
い
)
りくる鶯の
美声
(
こえ
)
21
透けるよな水色染まり慎ましく梅雨を待ち居る
額紫陽花
(
がくあじさい
)
かな
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