恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。

菓子供え母へ想いを巡らせば詫び抱きしめたい後悔ばかり
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消費期限三月ならば未だ先と買って気が付く明日から三月
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初心者の夫と先ずは『きらきら星』いつか弾こうね『翼をください』
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君と弾くピアノ連弾息合わせ音重ねるは拙くも楽し
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漸くの晴天なれど洗濯物ほしものの部屋干し悔し花粉多き日
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赤紫蘇と梅酢に漬けた蕪ほのりピンク春らし食卓飾る
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まだ若き紫木蓮しもくれんの華奢な枝 大き蕾を抱き風に耐え
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難病と判りし同僚ともは仕事をば続けたしと 全力で支えん
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弥生待つ風は未だ冷たくも街明らめる陽は日毎力強つよ
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海育ち漸く盆地に慣れし吾に「盆地恋し」と海に暮らす息子
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雨の朝二日分を詰め込まれ古洗濯機きゅうとを吐く
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白波の立つ太平洋 サーファーの水鳥のごと朝陽に浮かぶ
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長男の運転 今や夫より安定感 スタジアムまで四時間の道
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ユニフォームとお泊まり支度とワクワクをリュック詰め込み近鉄特急
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雨上がり すべり台立ち「ほら雲も笑ってるよ」と幼き日の吾子
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寒さ戻る公園の池 親の後追うもふもふの子鴨にほっこり
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カチコチの輸入赤魚解凍し ああ北海道ふるさとの魚介が食べたい!
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雨避けてベランダ止まるヒヨドリのふくらと丸く春は足踏み
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命の消えかけし過去思い起こし感謝に堪えぬ再雇用更新
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朝からの霧が結びて雨となり風は北から 冬戻る合図
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雨の日の静かな待合室へやで赤ちゃんのしゃっくり愛らし平和な時間
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粗大ごみ三往復の筋肉痛 翌日に来てほくそ笑む朝
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やぐらにて長閑のどかに香る盆梅の足元残るいくさ狭間跡さまあと
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朝のままのダウンとブーツですれ違う半袖ランナー汗きらきらと
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杖持たず背筋伸ばしてかくしゃくと大正生まれの患者ひと歩き来ぬ
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和洋中 とっ散らかった夕餉にも不平を言わぬ夫有り難き
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この先は行きつ戻りつ冬と春 最後の粕で甘酒作り
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暖かな雨落ちる通学路みち見下ろせば小さな傘の花いろとりどり
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お名前を呼べど気付かぬ若者よ 医院でヘッドホン付けてくれるな
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南からの夜風に微かな春の匂い 嬉しさ半分寂しさ半分
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