恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。

まだ若き紫木蓮しもくれんの華奢な枝 大き蕾を抱き風に耐え
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難病と判りし同僚ともは仕事をば続けたしと 全力で支えん
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弥生待つ風は未だ冷たくも街明らめる陽は日毎力強つよ
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海育ち漸く盆地に慣れし吾に「盆地恋し」と海に暮らす息子
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雨の朝二日分を詰め込まれ古洗濯機きゅうとを吐く
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白波の立つ太平洋 サーファーの水鳥のごと朝陽に浮かぶ
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長男の運転 今や夫より安定感 スタジアムまで四時間の道
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ユニフォームとお泊まり支度とワクワクをリュック詰め込み近鉄特急
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雨上がり すべり台立ち「ほら雲も笑ってるよ」と幼き日の吾子
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寒さ戻る公園の池 親の後追うもふもふの子鴨にほっこり
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カチコチの輸入赤魚解凍し ああ北海道ふるさとの魚介が食べたい!
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雨避けてベランダ止まるヒヨドリのふくらと丸く春は足踏み
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命の消えかけし過去思い起こし感謝に堪えぬ再雇用更新
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朝からの霧が結びて雨となり風は北から 冬戻る合図
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雨の日の静かな待合室へやで赤ちゃんのしゃっくり愛らし平和な時間
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粗大ごみ三往復の筋肉痛 翌日に来てほくそ笑む朝
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やぐらにて長閑のどかに香る盆梅の足元残るいくさ狭間跡さまあと
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朝のままのダウンとブーツですれ違う半袖ランナー汗きらきらと
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杖持たず背筋伸ばしてかくしゃくと大正生まれの患者ひと歩き来ぬ
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和洋中 とっ散らかった夕餉にも不平を言わぬ夫有り難き
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この先は行きつ戻りつ冬と春 最後の粕で甘酒作り
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暖かな雨落ちる通学路みち見下ろせば小さな傘の花いろとりどり
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お名前を呼べど気付かぬ若者よ 医院でヘッドホン付けてくれるな
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南からの夜風に微かな春の匂い 嬉しさ半分寂しさ半分
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太陽の軌跡高まり西窓の部屋で緑は心地良さげに
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暮れ残る空に寺院の鐘ひとつ 塔の上にて三日月の笑む
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久々にブラウニー焼く昼下がり甘い香満ちてバレンタインイブ
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この陽気逃してなるかと布団干す 今日だけ花粉は見て見ぬふりして
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神木の大き楠突き抜ける空に旅客機高度下げつつ
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猫まみれ境内る時出る時もそっとおでこを撫でて挨拶
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