恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。

遠距離の八年(やつとせ) 織女牽牛に我が身重ねし 今は昔
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トラブルで近隣外灯全て消え あらためて知る夜闇(よやみ)の深さ
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熱風にざわざわ揺れる杜に聴く やけくそ気味の鶯の声 /猛暑日
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洗濯物(ほしもの)を靡かせ吹ける温風(あつかぜ)に乗りて届くは蝉の初鳴き
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背高(せいたか)のアガパンサスの大き花 一斉揺らし夏を呼ぶ風
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押し寄せる怒涛に灯台探しては心燈(とも)して息継ぎをする
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新しい制服選ぶワクワクで 忙(せわ)し職場もしばし華やぎ
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店先に並ぶパプリカ鮮やかに モノクロの空に飽く目を射抜く
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拙くも短歌(うた)詠み季節ひと巡り ここから先もぼちぼちゆるゆる /Utakata(みなさま)に感謝
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いつもより気持ちを込めて「気をつけて」 雨煙る朝 出かける夫(つま)に
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こども園のプランターに生るトマトへと外から念じる おいしくなあれ!
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薄雲に透ける青色愛(め)でるごと蜻蛉(とんぼ)飛び交う梅雨の晴れ間
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このすもも甘いね母さん 語りかけ 返事は無いとわかっていても
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餌くわえ親鳥ちょこんと休憩す我が家のベランダ ゆっくりしてって
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七月のシフト書き込み繰(く)る手帳 今年も半分過ぐるは早し
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帰り道 長靴可愛い一年生 晴れ空に大き傘持て余し /朝は土砂降りだったもんね
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雨止みて吹き入(い)る風は南から風鈴(水琴)揺らし遅い梅雨入り
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掃除せば玉の汗なる蒸し暑さ 今年もご褒美パピコ解禁
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ついと飛ぶ磯鵯(ひよどり)の背(せな) 鮮やかなブルーに一瞬暑さ忘れる
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大雨に清められたる緑樹(みどりぎ)の息吹のごとき涼し風受く
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降りそうな降らなさそうな曖昧さ抱(いだ)き過ごせり梅雨間近の一日(ひとひ)
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久々に親子で餃子包みつつ語らう時間も佳き贈り物 /父の日
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段差にて転(まろ)ぶ老婆は母に似て 支え嬉しき恩送りの縁
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寝具干し好物作って心待ち 母ちゃんなんてそんなもんだ
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夜の道そぞろ歩けば夏の匂い 肌纏(まつ)わる風 杏(あんず)色の月
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午後出勤 晩のおかずは冷蔵庫へ 手間かかるけど これも愛情 /真夏日
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晴れ晴れと丘の緑に良く通る不如帰(ほととぎす)の声聴くは楽しき
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梔子(くちなし)の香りふわりと日傘(かさ)の中 梅雨未だ入らずも夏模様の街
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また今宵もエアコン無しで平気さと夕暮れの風涼やかに告ぐ
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義母(はは)からのアスパラ今年も届きたり 茹でれば香る北海道(ふるさと)の初夏
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