恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。

大雨に清められたる緑樹みどりぎの息吹のごとき涼し風受く
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降りそうな降らなさそうな曖昧さいだき過ごせり梅雨間近の一日ひとひ
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久々に親子で餃子包みつつ語らう時間も佳き贈り物 /父の日
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段差にてまろぶ老婆は母に似て 支え嬉しき恩送りの縁
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寝具干し好物作って心待ち 母ちゃんなんてそんなもんだ
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夜の道そぞろ歩けば夏の匂い 肌まつわる風 あんず色の月
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午後出勤 晩のおかずは冷蔵庫へ 手間かかるけど これも愛情 /真夏日
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晴れ晴れと丘の緑に良く通る不如帰ほととぎすの声聴くは楽しき
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梔子くちなしの香りふわりと日傘かさの中 梅雨未だ入らずも夏模様の街
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また今宵もエアコン無しで平気さと夕暮れの風涼やかに告ぐ
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義母ははからのアスパラ今年も届きたり 茹でれば香る北海道ふるさとの初夏
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水張田みはりだ雨紋うもん描かれ安堵する 梅雨も季節の彩りなれば
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消防の広報車告ぐ「火の用心」 雨待つ紫陽花咲きこぼるるに
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立葵 おでこにくっつけ遊んだと 母は少女の顔で語りき /コケコッコ花
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堂々たる鳥居に負けじと立葵タチアオイ 背筋伸ばして紫の花
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通院の車窓に現る大仏殿の屋根がどーんと励ましくれる
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雲覆い星無き夜空するごと 航空灯の赤いまたた
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懐かしい『LovingYou』がふと浮かぶ 鳥のさえずり散りばめられた /ミニー・リパートン
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鳥の声 どれが誰かはわからねど 楽しげなるや昼下がりの合唱うた
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らしくない乾いた風に姫女苑ヒメジョオン軽やか揺れて水無月四日目
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結婚記念日きねんびを忘れた夫を「ま、いっか」と許せるくらいは大人になった /三十四回目
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キズ物の梅をお安い酢に漬けて 夏本番には絶品梅酢
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青梅を洗って拭いて 手のひらに収まる丸さに思わず ふふっ と
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短歌うたのみで繋がる温かな世界で別れを惜しみ出会いに感謝し
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疎開せし お子へのふみは母御の愛溢るる文字で綴られて居り /原爆資料館
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おとなひしドーム薄暮はくぼに影となり 人類ひとはなぜ学ばぬのかと問ふ /ヒロシマ
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仕事終えその足で向かう電車旅 駅改札は非日常への扉
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もう少し頑張ってね の気持ち込め古洗濯機の水垢落とし
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虹色の大きかさ差す太陽の光柔らに街降り注ぐ
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ひたすらに雨音の沁む白い窓 拙いピアノで淡く彩る
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