Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
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さりげなくピンク着こなすお爺さん 来院のたび 我が身省みる
11
蛇口から出る水ひやり心地良く 合いの服など出すも楽し
11
薄衣
(
うすぎぬ
)
のような秋雲
嫋
(
たお
)
やかな空 待ち焦がれた季節に浸る
12
温かいコーヒーにしよう 豆を挽く君と 芳香に包まれる午後
10
盛大な雷鳴と雨で幕開けた 十月の風に息吹き返す
7
早生みかん 皮をむいて深呼吸 青く酸っぱい癒やしのアロマ
19
雨予報 雲覆う空 西の方 ほんのり朱に染め 長月が去る
12
仕事終え はあ疲れたと独り言 月は黙って帰路に付き添う
28
夕飯を作って出勤する午後は 置き手紙書く スマホの時代に
13
釣り好きの
息子
(
こ
)
の入れ知恵で オニヤンマ 蜂避けグッズを追加招集
7
秋晴れと 蜂の怖さを天秤に しばし悩みて シーツ洗い干す
7
磯鵯
(
イソヒヨドリ
)
こんな夜更けに囀って 雲間の月を愛でるかのように
9
びゅうびゅうと 微熱を帯びた風抜けて 涼待つ心と
洗濯物
(
ほしもの
)
揺らす
14
ひと夏で
4
0
センチ伸びた木が 年々縮みゆく身には眩しく
15
エアコンを使うや否や迷ひしが
風の水琴
(
ふうりん
)
の
音
(
ね
)
を選び過ごせり
11
有り合わせ 茶色ばかりの食卓に 救いの彩り しば漬けの赤
23
ママ治療中 三歳男児を抱っこして しょくぱんまんのことなど語らう
13
出勤の朝 小学校にバス二台 子らのワクワク乗せるを待ち居り
9
留守中に頑張ったのね しわくちゃの洗濯物と 胡瓜の切れ端
18
いち早く色付き始む 公園のもみじ ぱしゃりとスマホに収め
9
油断して赤く焼けたる足首を 朝の
涼風
(
すずかぜ
)
優しく冷やし
12
ゴール裏 叫ぶ 歌う ジャンプする 非日常で命の洗濯
10
アウェイ試合 晴れの国にて 炎天下 化粧も日焼け止めも流れ落ち
6
涼やかな風感じつつ 川沿いを行けば 薄暮の
烏城
(
うじょう
)
凛々しく
7
助手席の窓 緑濃き山々と 息子との会話を愛しむ
7
いそいそと観戦旅の支度する 気分は遠足前夜の子ども
8
夫
(
つま
)
残し 出かける
前日
(
まえ
)
の夕餉には 罪滅ぼしのお菜を並べ
12
午前診 九十代と
0
歳児 共に待つ場の空気は柔らか
14
ひっつき虫
(
ハギモドキ
)
たっぷり付けた小学生 駆けて帰りぬ 秋の夕暮れ
28
帰り道 青い尻尾の子トカゲが ちょろり出で来て 愛嬌ふりまき
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