Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
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あの夏に 私が君を看取るのだと 決めたからには しぶとく生きる
14
坂道を下って上って 買い物のリュックの重さで 足腰鍛え
7
若き稲 一斉に
靡
(
なび
)
く 本当の夏来るまでの猶予の風に
6
足りないくらいだった 四人分のレシピ 材料半分にして
6
料理アプリなど無い
時代
(
とき
)
に作った 切り抜きノートで 献立決める
7
ふるさとの地方大会 校名が変わり過ぎてて どこがどこやら
8
いつか甲子園で歌う日あらばと 母校の校歌 口ずさみ居り
5
梅雨末期の大雨と言うには あまりにも酷すぎる被害に 胸が痛む
4
男性用の晴雨兼用傘を 御守り代わりに おはようおかえり
7
再びの働く場を得し君の背に 感謝と 無事の祈りを送る
10
「今日よりも若い日はもう来ないよ」と 友の言葉に背中を押され
15
やらねばと決意した
夜
(
よ
)
は なぜかいつも 失敗する夢見てる気がして
8
キミは上手く飛び立てたかい? アガパンサスの花に 抜け殻残して
4
マニュアルとは難解な物なり 宿題をする子のように マイノート書く
6
赤ちゃんの名前 流行りの変遷に 勤めし歳月の長きを知り
7
道路脇の植え込み サッパリ散髪され 炎天下の作業 ご苦労を想う
7
ビデオ通話で オランダの街並みを映してくれる 子の気持ちや嬉し
6
ご近所のこども園から 元気なお歌聞こえ 今日は七夕なりや
7
ヨーグルトと 苺多めのフルグラで 今年も夏を乗り切る所存
7
初蟬や 嬉しいような 憂鬱なような 切ないような 夏来たる
9
これまでも この先もきっとデコボコ道 共に歩まん ぼちぼち行こな
10
遠くに救急車のサイレン あの夏の全てが一気に押し寄せてくる
5
家中のお掃除終えて倒れ込む カンフル剤はチョコ味パピコ
9
ママとしゃがみ ダンゴムシ見てた可愛い彼
(
こ
)
が 手を振ってくれて蕩
(
とろ
)
けた朝
5
画面越し いつもの応援歌
(
チャント
)
聴き取りて 共に歌う 声小さめに
5
手をとめて ベランダ出
(
いで
)
て 息深く 湿った風でも心地良きかな
6
かぎ針の編み図は指に染み込みて 花のモチーフ編み繋げたり
9
数多
(
あまた
)
ある 星のひとつに生きている 我が悩みなど小さきものか
13
晴れた空 まだ夏の青とは違うのに 最高気温三十六度
6
死ぬまでにと練習してきた ノクターン弾けて 次の目標決めねば
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