Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
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雲覆い星無き夜空
慰
(
い
)
するごと 航空灯の赤い
瞬
(
またた
)
き
17
懐かしい『LovingYou』がふと浮かぶ 鳥の
囀
(
さえず
)
り散りばめられた /ミニー・リパートン
13
鳥の声 どれが誰かはわからねど 楽しげなるや昼下がりの
合唱
(
うた
)
22
らしくない乾いた風に
姫女苑
(
ヒメジョオン
)
軽やか揺れて水無月四日目
21
結婚記念日
(
きねんび
)
を忘れた夫を「ま、いっか」と許せるくらいは大人になった /三十四回目
33
キズ物の梅をお安い酢に漬けて 夏本番には絶品梅酢
16
青梅を洗って拭いて 手のひらに収まる丸さに思わず ふふっ と
20
短歌
(
うた
)
のみで繋がる温かな世界で別れを惜しみ出会いに感謝し
29
疎開せし お子への
文
(
ふみ
)
は母御の愛溢るる文字で綴られて居り /原爆資料館
18
訪
(
おとな
)
ひしドーム
薄暮
(
はくぼ
)
に影となり
人類
(
ひと
)
はなぜ学ばぬのかと問ふ /ヒロシマ
21
仕事終えその足で向かう電車旅 駅改札は非日常への扉
18
もう少し頑張ってね の気持ち込め古洗濯機の水垢落とし
18
虹色の大き
暈
(
かさ
)
差す太陽の光柔らに街降り注ぐ
18
ひたすらに雨音の沁む白い窓 拙いピアノで淡く彩る
18
雨籠り ゆると流れる独り時間 心休める日もあっていい
24
雨
逸
(
そ
)
れて薄陽差す道
日傘
(
かさ
)
の上 注ぐ
銀杏
(
いちょう
)
の
葉音
(
はおと
)
優しく
19
推し
(
ジュビロ
)
勝って沸く家族LINE 息子たち元気そうだと安否確認
16
梅雨前にやる事いくつか書き出して 晴れに背中を押される休日
20
その木陰 集う子供ら大らかに見守る
欅
(
けやき
)
今も昔も
22
昼食を果物だけで済ます吾を叱る友の気持ちや嬉し
14
公園の草刈りし人の優しさよ 芝生に残るケイトウ一輪
28
疲れた身を夜風に委ね帰ろうか
薄紅
(
うすべに
)
霞む月をお供に
16
午後診に緊急出動 あゝ夫よ許せ今夜はレトルトカレー
19
部屋中に皐月の風を巡らせて残りわずかな
初夏
(
はつなつ
)
惜しむ /沖縄梅雨入り
26
地方局
息子
(
こ
)
と同じ名の若いアナ ひそかに推してる母親目線で
21
仕事中 張り詰めた気がふと和む 窓より
入
(
い
)
りくる鶯の
美声
(
こえ
)
25
透けるよな水色染まり慎ましく梅雨を待ち居る
額紫陽花
(
がくあじさい
)
かな
20
残り物ちまちま並べ独り飯 楽ちんだけどちょっぴり寂しい
18
朱に染まる空にたなびく紫の雲は儚く
夜
(
よ
)
に飲まれゆく
16
夕暮れを
見送
(
おく
)
る
欅
(
けやき
)
の
懐
(
ふところ
)
で 月さやけしと
磯鵯
(
ひよどり
)
の鳴く
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