恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。

何十年ぶりか従兄弟(いとこ)と長電話 互い「ちゃん」呼び 訛りも嬉し
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掴(つか)めそな綿雲三(み)つ四(よ)つふくふくと朝の青田を覗き込むごと
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胸のすく夕立去りて再びの陽(ひ)に鮮烈なる樹々の息吹よ
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雷鳴と隣町(となりまち)の雨柱(あめばしら) 期待させてはしれっと素通り /そろそろひと雨
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虫籠(カゴ)下げて網振る童(わらべ)駆け回る夏の景色は遠くなりけり
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息苦しほどの静けき夏空にただ粛々と峰雲の湧く
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炎天下 亀が日なたで甲羅干し さぞ暑かろと大暑の午後に /37℃
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空と海に包まれる秋の船旅を励みにまたねと吾子に手を振る
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長男(こ)の車どの辺りかなソワソワと夕餉のお菜一品増やし
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夏の影 集めし如き漆黒の蜻蛉(とんぼ)舞ふなり静寂の杜(もり)
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掲示板『ラジオ体操やります』に 息子(こ)らの幼き日を懐かしむ /もうすぐ夏休み
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小雨など物ともせずに蝉時雨 命繋げむとぞ逞しく
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ぼうっとして日傘(かさ)と間違え靴べらを手に出(い)でしこと夫(つま)には内緒
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温風(あつかぜ)は遠き野分を思はせて空蝉残る緑葉(みどりば)揺らす /皆様お気をつけて
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一年(ひととせ)の無病息災願いつつ新たな粽(ちまき)玄関に据え /祇園祭の厄除け粽
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土曜勤 愚痴りたきこと多々あれど 冷えたビールが全てを流す
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蛸(たこ)わかめネギでさっぱり酢味噌和え 去年(こぞ)の梅酢が良い仕事する
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和(わ)ハッカの香り清(すが)しきシャンプーで夏の一日(ひとひ)を涼やかに締(し)め
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土砂降りの雨後に僅かな涼ありて 蝉の初鳴き漸(ようよ)うに聞く
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気が付かぬうちに手のひら蚊に刺され情けないやら痒いやら
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「暑いっしょ?涼しさ分けてあげたいよ」亡母(はは)の声をぞ聞きたしと願ふ /七夕
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ふるさとの町は道北 本日の最高気温25度なり /こちらは37度
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公園の向日葵たちも項垂(うなだ)れて ひと雨欲しいね ホッとするよな /連日猛暑日熱帯夜
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バス待ちの花屋に可憐な小(ち)さき薔薇 黄色選びて元気を貰ふ
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昔より見守りくれし伯父宛ての手紙は大き文字で認(したた)め /95歳
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文月に早も身体(からだ)は夏疲れ 食べるはしんど 食べぬもしんど
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かぎ針を無心で動かす指先にオフホワイトの涼しさこぼれ /レース編み
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たこ飯は枝豆・生姜混ぜ込んで 夏本番へ労(いたわ)りも込め /半夏生
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出勤は湧く雲の峰眺めつつ 帰路三日月にそっと添われつ
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ベランダの掃除の後に風呂掃除 びしょ濡れ上等 水浴び気分で /夏の休日
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