恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。

雨降って昨日の温さどこへやら 靴下重ね夕餉の支度
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「お供えをありがとう」と義母ははの声 義父ちち逝きてなお二十年を生く
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疲れた身を委ねる電車の窓に映ゆ見慣れぬ都会まちの夕焼け沁みて
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社会人になってもボール蹴る息子らの瞳はサッカー少年のまま
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珍しく電車で帰省の長男からLINE 『ひのとり』すげぇ!と幼な子みたいな /近鉄特急
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ホワイトデー ビール六缶つまみ添え 夫は私を熟知しており
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薄雲の空から降りて街も山もやわく白く包む春の
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息子らの母子手帳見てグッジョブと はしかワクチン二度接種済み
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帰り道同僚ともらとわいわい語らうを笑って聞いているよな三日月
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しょうもない会話で笑い転げてる それも幸せの一つのカタチ
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タッパーの蒸気と油跳ね浴びる今日の左手火難の相あり
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透明な光を帯びてベランダの柵に滴る春待ちの雨
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次男のクラスに避難転入せしお子は故郷ふくしまの街に戻れただろうか
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零度の朝 取り出すブーツの傍らでベージュの春靴出番を待ちぬ
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買い物を日なたで待ってたウチのに乗ればそこだけ春のぽかぽか
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うずくまる蜂に思わず寒かろと啓蟄過ぎの風未だ冷たく
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怖かった?診察受けたのママなのに赤ちゃんぷくり涙を溜めて
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紫の雨雲照らす茜の 塞ぐ気持ちをひととき慰む
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検査終え診察まではコーヒーと読書とうたた寝 夫の受診日
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コットンの細糸で編むピアノカバー老眼鏡めがねの度数コンマ5上げて
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久々に夢にし母と乗る列車廃止のローカル線の
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午後出勤気持ちの乗らぬ日もあって桃色マスクに思いを隠し
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ヒヨドリの声高らかに響く窓 午前三時に何をかうた
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暖かな春の 花粉で気が滅入り雨にほっとす心ちぐはぐ
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株高のニュース眺めつ割引のシール貼られし菓子パンを食む
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電話越し「ピアスの穴あけやってます?」弾む声聞く卒業の春
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七十の手習いで始めし百歳のピアニストに勇気付けらる
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我が孫はおのこばかりと苦笑せし母に供える雛あられかな
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昨晩の劇的勝利の余韻にて一週間はご機嫌さん
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虎党の同僚ともと通じるものが有り 野球とサッカー 推しは違えど
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