Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
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検査して診察までの二時間半 読みかけの本きっちり読了 /夫の通院
21
懸命に 雨の止み間の法師蝉 野分近しと知るや知らずや
19
待合室
(
まちあい
)
の仕草愛らし幼な子に吾子重ねては戻れぬものかと
27
迷走す野分からの予告
風
(
かぜ
)
青空のもと
樹々
(
きぎ
)
を揺らして
18
野分去れば夜風涼しくなるはずと望み抱きつ備えの買い出し
21
おちこちで天を仰ぐ蝉たちに祈りのような木漏れ日そそぐ
13
来年も酷暑の通勤耐え得るや 六十路の身なる互いを案じ
17
上下火で焼かれる魚の気分なり 残暑厳しきアスファルトの上 /
36
度
21
心待ち焦がるる気持ち潤せり 秋へと続くプロローグの雨
19
「実家では無理や」とゆるり子は過ごし 連れ来し仕事持ち帰りゆく
22
悪しき風邪ぶり返すごと 再びの猛暑厳しき 涼知りし身に
18
久々に
次男坊
(
じなんぼ
)
と飲むビールかな 夏も終わりの月が明るい
20
休み明け 法師蝉鳴く
杜
(
もり
)
を抜け晩夏愛でつつ出勤の朝
18
戦争の愚かさ伝えるサイレンが
未来
(
さき
)
の若人に繋がりますよう /終戦記念日の甲子園
25
汗だくで寝具干す吾を
磯鵯
(
ひよどり
)
の涼やかな
美声
(
こえ
)
励ましくれる
19
あの日から母はいつでも傍に居る 私の頭上右斜め上
21
美術館水族館とはしごしてシニアの遠足楽しからずや
20
店のカゴ「明日のおやつ」とグミ入れて夫は今日も小学男児
30
宵空に傾く月の儚さよ
陽
(
ひ
)
を追うがごと
朱
(
あか
)
く沈みぬ
17
ただ青い十勝の空と朝までの雨が滴る緑に
葬送
(
おく
)
られ
24
身罷
(
みまか
)
りし
朝
(
あした
)
昨日のごとくあり
一年
(
ひととせ
)
経
(
ふ
)
るも面影
冴
(
さ
)
やか /母の命日
25
混んだバス初めて席を譲られて 感謝と「まだまだ」気持ち絡まり
22
美容室クールシャンプー心地良し 名のみの秋にひとときの涼
17
「資料館行こう」言いしは吾子のほう 「惨禍
識
(
し
)
るべき」想い胸打つ /広島旅行の思い出
15
雷鳴に導かれ降る大粒の恵み染み込む街に
杜
(
もり
)
に
15
新しいサンダル下ろし闊歩する 息苦しほどの暑さ踏みつけ
17
パリ五輪 サッカーだけは逃すまじ あゝまた明日も寝不足勤務
17
幾日も続く炎天 灼ける街 そろそろ欲しい天の打ち水
21
街染める茜空も夏模様 日傘斜めに家までの道
22
アスファルトで
火傷
(
やけど
)
せしとう
患者
(
ひと
)
の来て
今夏
(
こんか
)
の炎暑 尋常でなく
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