Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
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久々に夢に
出
(
い
)
で
来
(
き
)
し母と乗る列車廃止のローカル線の
20
午後出勤気持ちの乗らぬ日もあって桃色マスクに思いを隠し
14
鵯
(
ヒヨドリ
)
の声高らかに響く窓 午前三時に何をか
謳
(
うた
)
う
15
暖かな春の
陽
(
ひ
)
花粉で気が滅入り雨にほっとす心ちぐはぐ
15
株高のニュース眺めつ割引のシール貼られし菓子パンを食む
28
電話越し「ピアスの穴あけやってます?」弾む声聞く卒業の春
29
七十の手習いで始めし百歳のピアニストに勇気付けらる
13
我が孫は
男
(
おのこ
)
ばかりと苦笑せし母に供える雛あられかな
18
昨晩の劇的勝利の余韻にて一週間はご機嫌さん
11
虎党の
同僚
(
とも
)
と通じるものが有り 野球とサッカー 推しは違えど
14
空白く弥生の風は雪まじり咲き
初
(
そ
)
む花の試練となりぬ
18
雨上がり風に巻き上げらる花粉 目玉取り出し水洗いしたい
23
雲流る風強き日の青空に飛行機の白揺るぎなく進む
14
菓子供え母へ想いを巡らせば詫び抱きしめたい後悔ばかり
16
消費期限三月ならば未だ先と買って気が付く明日から三月
15
初心者の夫と先ずは『きらきら星』いつか弾こうね『翼をください』
12
君と弾くピアノ連弾息合わせ音重ねるは拙くも楽し
14
漸くの晴天なれど
洗濯物
(
ほしもの
)
の部屋干し悔し花粉多き日
16
赤紫蘇と梅酢に漬けた蕪ほのりピンク春らし食卓飾る
17
まだ若き
紫木蓮
(
しもくれん
)
の華奢な枝 大き蕾を抱き風に耐え
15
難病と判りし
同僚
(
とも
)
は仕事をば続けたしと 全力で支えん
19
弥生待つ風は未だ冷たくも街明らめる陽は日毎
力強
(
つよ
)
く
13
海育ち漸く盆地に慣れし吾に「盆地恋し」と海に暮らす
息子
(
こ
)
12
雨の朝二日分を詰め込まれ古洗濯機きゅうと
音
(
ね
)
を吐く
27
白波の立つ太平洋 サーファーの水鳥のごと朝陽に浮かぶ
15
長男
(
こ
)
の運転 今や夫より安定感 スタジアムまで四時間の道
12
ユニフォームとお泊まり支度とワクワクをリュック詰め込み近鉄特急
18
雨上がり すべり台立ち「ほら雲も笑ってるよ」と幼き日の吾子
13
寒さ戻る公園の池 親の後追うもふもふの子鴨にほっこり
10
カチコチの輸入赤魚解凍し ああ
北海道
(
ふるさと
)
の魚介が食べたい!
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