Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
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雨避けてベランダ止まるヒヨドリのふくらと丸く春は足踏み
17
命の
灯
(
ひ
)
消えかけし過去思い起こし感謝に堪えぬ再雇用更新
9
朝からの霧が結びて雨となり風は北から 冬戻る合図
14
雨の日の静かな
待合室
(
へや
)
で赤ちゃんのしゃっくり愛らし平和な時間
24
粗大ごみ三往復の筋肉痛 翌日に来てほくそ笑む朝
9
櫓
(
やぐら
)
にて
長閑
(
のどか
)
に香る盆梅の足元残る
戦
(
いくさ
)
の
狭間跡
(
さまあと
)
13
朝のままのダウンとブーツですれ違う半袖ランナー汗きらきらと
9
杖持たず背筋伸ばしてかくしゃくと大正生まれの
患者
(
ひと
)
歩き来ぬ
14
和洋中 とっ散らかった夕餉にも不平を言わぬ夫有り難き
14
この先は行きつ戻りつ冬と春 最後の粕で甘酒作り
13
暖かな雨落ちる
通学路
(
みち
)
見下ろせば小さな傘の花
彩
(
いろ
)
とりどり
16
お名前を呼べど気付かぬ若者よ 医院でヘッドホン付けてくれるな
11
南からの夜風に微かな春の匂い 嬉しさ半分寂しさ半分
12
太陽の軌跡高まり西窓の部屋で緑は心地良さげに
13
暮れ残る空に寺院の鐘ひとつ 塔の上にて三日月の笑む
18
久々にブラウニー焼く昼下がり甘い香満ちてバレンタインイブ
12
この陽気逃してなるかと布団干す 今日だけ花粉は見て見ぬふりして
13
神木の大き楠突き抜ける空に旅客機高度下げつつ
15
猫まみれ境内
入
(
い
)
る時出る時もそっとおでこを撫でて挨拶
15
浄瑠璃寺
九体
(
くたい
)
の阿弥陀如来像に彼岸の母の安寧願う
13
「素敵だな」「分かるわ」「頑張れ」「おもろいやん」
短歌
(
うた
)
に感情活性化され
17
時雨去り窓の雫越しに映ゆ朱鮮やかなまんまる夕日
13
何となく曇りがちな空も気も晴れて欲しいと春色ピアス
18
温かな
常緑
(
みどり
)
の
懐
(
ふところ
)
抱
(
いだ
)
かれて鳥は囀る夕暮れの歌
14
月命日
今際
(
いまわ
)
の
際
(
きわ
)
の
眼
(
まなこ
)
想う 何言おうとしたの? 夢で教えて
15
万葉集 栞のページに 遠距離の我が身重ねし相聞歌有り
15
たまにはと学生時代の文庫本 開けてびっくり 字ぃ小っちゃ!
14
朝
靄
(
もや
)
が去りても残る
仄
(
ほの
)
白さ 屋根屋根の霜に薄日の差せる
17
孫可愛い されど我が
娘
(
こ
)
が一番と 母の言葉を朝ドラに聞く
15
柔軟剤 別の香りに変えてみる 小さなトキメキ 本日は晴れ
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