恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。

せわしさに追われる次男もふと見上げて欲しいと思う やわらかな月
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贈りし花「ご近所さんに見せてる」と義母ははの喜び伝わるLINE
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長男の車で眺めし海と夕焼けと朧月うだく母の日の朝
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青天に飛行機の軌跡 幾筋も スローな流星群のごと降る
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特急の車窓に流る早苗田さなえだの水面 夕陽にきらめきて居り
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家事の合間のささやかなる喜びを分かち合えてとても嬉しく /かるだもんさま
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夢に来てりんごジュースが飲みたいと カーネーション添え母に供える 
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新緑と池の睡蓮と空の青 見惚れる五月のコントラスト
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週末の急な誘いにバタバタす それでも嬉し 単純なわれ
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おかあさん なあに? のフレーズ浮かぶのは寂しい時 として母として /童謡『おかあさん』
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六十路夫婦「仕事勘が戻るまで時間かかった…」ぼやきの夕餉
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雨上がり雑草くさ刈る音と青い匂い纏い帰らん初夏はつなつの道
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公園の芝すれすれにつばくらめ雨の匂いを孕む風切り
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連休と無縁に働く人々に支えられてる黄金週間
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ベランダを泳ぐ可愛い鯉幟 親の想いを一身に受け
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いくつかの小さな「嬉しい」かき集め 良い日だったと眺める夕焼け
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バルコニー デッキブラシで掃除して 中腰辛くも爽快感勝り
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いにしえの人も味わったのだろな 瀬田川渡る風 心地良き
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境内に鮮やか繁る青もみじ 木漏れ日眩し石山もうで
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ついこの前 洗い仕舞いしジャケットを着るは口惜し 肌寒の雨
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『妻』でなく『私』でいる時間とき しばし必要だなと仕事しながら
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二人して読書の静かな一日ひとひかな 会話減りくる連休四日目
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カーラジオ流れる昭和ポップスでひととき高校時代に戻り
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欅の葉 揺らす風に雨の匂い 春の終わりにくしゃみひとつ
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盛大に洗って干して 子らの来ぬ寂しさ紛らす洗濯日和
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まったりと夫は今日から十連休 来たる老後の訓練とする
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大好きなすずらん今年も咲き始め 可憐な白に故郷さとの初夏思う
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ひょろひょろと伸びる檸檬を慈しむ 花咲かずとも母の気持ちで
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お日様と乾いた風に当てられて布団ほっこり幸せの匂い
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やる事はいくらでもある平日休 やる気スイッチ見当たらなくて
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