Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
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月命日
今際
(
いまわ
)
の
際
(
きわ
)
の
眼
(
まなこ
)
想う 何言おうとしたの? 夢で教えて
15
万葉集 栞のページに 遠距離の我が身重ねし相聞歌有り
15
たまにはと学生時代の文庫本 開けてびっくり 字ぃ小っちゃ!
14
朝
靄
(
もや
)
が去りても残る
仄
(
ほの
)
白さ 屋根屋根の霜に薄日の差せる
17
孫可愛い されど我が
娘
(
こ
)
が一番と 母の言葉を朝ドラに聞く
15
柔軟剤 別の香りに変えてみる 小さなトキメキ 本日は晴れ
12
東雲
(
しののめ
)
にひそり輝く細い月 明け空の青に儚く溶けゆく
18
時間かけ
問診票
(
もんしん
)
書いた新患に小声で告げる 耳鼻科はお隣
19
降り続く氷雨に沈む住宅街 信号だけが
彩
(
いろ
)
を放てり
20
冷蔵庫開けて脳みそフル回転 献立決めはパズルの如し
14
夢の中 違和感も無く当たり前のように母はそこに
座
(
おわ
)
す
17
洗剤を詰め替え ぱふっとシャボン玉 家事の合間の頬を緩める
19
たっぷりのお出汁で作る吸い物と細巻き食みて我が家の節分
12
豆まきは気持ちを込めて このところ夫に不調の数々あれば
15
昔ながらの金物おたま先が取れ三十余年の付き合い惜しむ
14
時折の晴れ間に明るむ冬枯れの
遊歩道
(
ほどう
)
に すくと水仙気高く
13
音も無くただ真っ直ぐに雪
降
(
お
)
りる濃紺の夜空が好きだった
15
幼き日二月が春などおかしいと雪に埋もれし道北の町で
14
氷上の熱き戦いカーリング見入ってしまって動けぬ休日
14
可愛らし手帳と共に「父さんに」コーヒー同封 嬉しい気遣い
13
約束の手帳が届き「遅くなってごめん」に吹き出す 明日から二月
15
帰宅して忘れぬうちに復習す 学生時分の私に見せたい
14
新しき学び得るのは嬉しいこと たとえ仕事の一つとしても
11
朝焼けも月も美し夜明け時 心に納め今日を始める
16
伊予柑を食み乗り越えし
悪阻
(
つわり
)
の日々 遠く懐かし甘酸い思い出
15
ひとしきり話した後に吾の声が母と同じと妹ぽつり
32
西からの陽光受けつ降る雨の粒ひとつずつ輝き持てる
10
ピュンピュンと音がしそうな勢いで芽吹く若葉を子の如く
愛
(
め
)
づ
18
山焼きの炎遠くに眺めつつ穏やかな春の訪れ願う
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急ぎ足に驚く雀飛び立つを優しく隠す山茶花の垣
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