Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
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夫
(
つま
)
見送
(
おく
)
り ひとり
日中
(
ひなか
)
の発声は よいしょこらしょの掛け声ばかり
17
初めての次男夫婦の帰省をば
真新
(
まさら
)
のタオル洗い干し待つ
18
大根を煮込みつ本の整理する静かな幸せ 雨予報の午後
15
生協のカタログ写真鵜呑みして 届いたローストビーフの小ささよ
14
吹雪く度 気鬱となりし母をもう案ずる事の無い冬となり
25
フリースとダウンコートを準備して
夫
(
つま
)
を宜しくと零下の
朝
(
あした
)
12
道路脇 柵に誰かの落とし物 小さな帽子 山茶花と待つ
26
冬将軍 寒風引き連れ到着し ようやく師走の気が引き締まる
16
一週間 怒涛乗り越え とりあえず今夜はビールだ 掃除は明日から
15
十数年馴染みの可愛い
患者
(
おばあ
)
さん 老いゆく様を見るは寂しき
15
何しても上手くいかない一日を
長男
(
こ
)
からのLINEが良い日に変える
19
雨と晴れ 交互の空と秋の気温 いろいろ戸惑う午後の出勤
12
朝イチの健診帰りの買い物は空腹耐えてメモ忠実に
15
軽トラに積まれしクリスマス飾り 何処へ運ぶや爺様三人
20
暖かな
陽
(
ひ
)
の
入
(
い
)
る居間のテレビには
義母
(
はは
)
住む街の真白き運河
19
艶やかに霧雨纏う緑葉は冬らしからぬ潤いに満つ
16
幾つもの予定の波に溺れそう 目の前一つやっつけ息継ぎ
15
片付けを頑張る
夫
(
つま
)
の薬指 無くして久しい指輪が戻り
14
少しずつ老いの寄りたる指先はハム開けるにも四苦八苦して
33
暖かな師走に戸惑うかのように小さな雪虫ゆるゆると飛ぶ
14
病から生還した
夫
(
つま
)
との会話 互いに「ありがとう」が増えて
20
通院の車窓に広がる
飛火野
(
とびひの
)
の朝陽
眩
(
まばゆ
)
く 鹿 影絵のごと
14
向かい風強きに迷う友の背を押して励ます電話の向こう
13
ラスボスの物置部屋に着手して 片付け半分 腰がイタタタ
9
お日様の偉大さじんわり感じ居り 時雨の去りし小春日和に
15
寝る前に読み聞かせした絵本たち 開けば
息子
(
こ
)
らの温さが
甦
(
かえ
)
る
21
検診後 安堵と不安入り混じる節目の我が身に寒々と雨
14
断捨離は「まだ使える」が口癖の夫居ぬ間に情け容赦無く
15
青すぎる空に飛行機ゆっくりと真一文字に彗星のごと
13
残ってた秋への未練断ち切って冬物満たす師走の箪笥
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