Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
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昔ながらの金物おたま先が取れ三十余年の付き合い惜しむ
14
時折の晴れ間に明るむ冬枯れの
遊歩道
(
ほどう
)
に すくと水仙気高く
13
音も無くただ真っ直ぐに雪
降
(
お
)
りる濃紺の夜空が好きだった
15
幼き日二月が春などおかしいと雪に埋もれし道北の町で
14
氷上の熱き戦いカーリング見入ってしまって動けぬ休日
14
可愛らし手帳と共に「父さんに」コーヒー同封 嬉しい気遣い
13
約束の手帳が届き「遅くなってごめん」に吹き出す 明日から二月
15
帰宅して忘れぬうちに復習す 学生時分の私に見せたい
14
新しき学び得るのは嬉しいこと たとえ仕事の一つとしても
11
朝焼けも月も美し夜明け時 心に納め今日を始める
16
伊予柑を食み乗り越えし
悪阻
(
つわり
)
の日々 遠く懐かし甘酸い思い出
15
ひとしきり話した後に吾の声が母と同じと妹ぽつり
32
西からの陽光受けつ降る雨の粒ひとつずつ輝き持てる
10
ピュンピュンと音がしそうな勢いで芽吹く若葉を子の如く
愛
(
め
)
づ
18
山焼きの炎遠くに眺めつつ穏やかな春の訪れ願う
20
急ぎ足に驚く雀飛び立つを優しく隠す山茶花の垣
16
待ち侘びた新刊届きしメール有り 仕事帰りの足取り軽く
16
各地域のニュースで知りぬ 全国から支援さまざま温かきこと
10
日課なる夫の薬のセッティング 済ませて気付く吾の飲み忘れ
16
風止みて冷ゆる夜空に虹色の雲纏う月柔らかに
輝
(
て
)
る
18
猛き風に乗りて真横に降る雪が生駒の山ぎわ真白に隠し
12
気の重い拭き掃除は大好きな歌控えめに熱唱しながら
9
冷える手を隠し温める長い袖
息子
(
こ
)
のお下がりのダウン今年も
15
冬の坂 自転車立ち漕ぎ登り来る 中学生らの頬 皆赤く
15
故郷
(
ふるさと
)
の懐かし言葉
短歌
(
うた
)
に見て雪の暮らしを思い出したり
16
寒空に歩行器停めて体操す おばあちゃんに感服しきり
15
午後五時の『夕焼け小焼け』合わすごと
鴉
(
カラス
)
が一羽 茜空飛ぶ
16
花粉症 薬今年も処方受く ヒノキ去るまで 先は長い…
13
夕陽差す落ち葉の隙間きらきらと白詰草に雨の名残れる
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善哉の小餅を網で焼きながら並んで待つ間に仲直り
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