Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
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眠れずに ようやく微睡む 明け方の 鳥の囀りは容赦なく
11
薄雲が覆う熱帯夜の空に 愛でる晩夏の月は
朧
(
おぼろ
)
9
杖をつき 買い物してる おじいちゃん マイバッグのミッフィ従えて
14
公園の階段 一気に昇りきり 平気なふりして 息整える
10
ベランダの 青き鳥よ 置いていくは 綺麗な声だけで良いものを
5
透き通る 声響かせて 朝告げる 海無き街の
磯鵯
(
イソヒヨドリ
)
11
薄橙
(
うすだいだい
)
色の
暈
(
かさ
)
をかぶる月 明日も雨よと囁くように
9
鈍
(
なまくら
)
な 包丁を研ぎ 我が頭も 鋭くなる術 無いものかと
10
蝉 静か 低く差し込む 柔らかな
朝陽
(
あさひ
)
秋はもうすぐそこまで
7
休日も 家事は休めぬ 鬱憤を 叩きつけらる モロヘイヤ哀れ
11
親と子で 同じ「好き」があることは きっと幸せ 離れていても
7
週末は 推しの試合を 観戦し わちゃわちゃ賑わう 家族LINE
8
ああしんど 土曜の激務を 無事終えて 今宵はチャチャッと 焼きそばビール
10
あれこれと 考え過ぎるは もうやめて 私のままで 思うがままに
11
あの頃と 変わらぬ気持ちで 選びたる ノートに 投稿せし
短歌
(
うた
)
書き溜め
10
文房具売り場に 今もときめいて 部活帰りの 私に戻る
10
豪雨去り 幾色もの雲 重なりて 朱の空飾る 夕暮れ美し
7
デジタル化 ひとつコケれば みなコケる 紙カルテの時代 懐かしみ
7
院長の パソコンご機嫌ななめにて 進まぬ診療 吹き出す冷や汗
10
フレームの中 柔らかに笑む母に いってきます! と 幼き日のごと
8
真夜中に ふと目覚めては 寂しさの 風吹き抜ける 心持て余す
8
空に青 残したままで 通り雨 何処ぞの狐が 嫁入りしたか
24
残暑バテ 我やせ蛙の如くなり 一茶の声に奮い立たん
6
保険証
6
か
8
か? もう少し 数字大きめで お願いしたい
12
我が職場 ついに虫めがね置かる 日光集めて 紙焦がせそうな
6
梨剥きて 晩夏の香り 瑞々し 外は三十六度なれど
7
傾いた
陽
(
ひ
)
を背負いたる 入道雲
輪郭
(
ふち
)
輝かせ 夏未だ終わらじと
9
ソファにて 午睡の君も 夏疲れ 夕餉は優しい 献立にせむ
17
猛暑とか いろんな疲れが 今に来て とにかく眠い 口内炎痛い
10
後遺症の 健忘嘆くな それも全て ひっくるめて 受け止めるから
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