恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。

朝からの寒さ和らげ春時雨 傘持たぬ身を優しく濡らす
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冬枯れの街彩(いろど)りし山茶花の花色褪せて春隣(はるとなり)かな
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欠片(かけら)さえ残らず空(から)っぽ野菜室 掃除のチャンスと前向き捉え 
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きゅっと踏むあの感触を期待すも雪は虚しく風に散りゆく
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患者さんが差し出す券の冷たさと赤いお鼻が寒さを語り
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鍵盤の上ぎこちなく踊る指 練習サボった日々悔やみつつ /ピアノ
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清(すが)しきは 乾き尖(とが)れる冬の気に研ぎ澄まされし寒月の光
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床暖で温(ぬく)めた部屋着と熱々の豚汁が待つ零下の帰宅
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竹林を斜(はす)にしならせ吹く寒風(かぜ)に負けてなるかと道産子の意地 /ウォーキング
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外出は無理 と妹からの写真 車(・)道(・)の積雪 1mあり /たった一晩で…十勝
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木の葉かと見紛うメジロついと飛び 神座(おわ)す杜(もり)に春の立ちぬ
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多病なる夫の病をひとつでも持ち去り給へ 鬼は外
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一分(いちぶ)にも満たぬ開花も愛おしき 春の声聞く梅見の散歩
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「雪やねえ」馴染みの警備のおじさんと笑顔交わして温もる朝(あした)
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平日休 おでん早よから仕込みして 夜は至福のしみしみ大根
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轟(ごう)と吹く西風ときに雪乗せて この街らしい冬の本気
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週末は夫を誘って歩こうか 紅梅咲き初(そ)む公園の道
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太陽と巡る地球(ほし)とのお約束 今年の立春二月三日ね /節分は二日ね
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寒風が幾日ぶりか戻り来て ほわり湯気立つ甘酒日和
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すくと立つ清(すが)し姿の白鷺に 我が身省(かえり)み背筋を伸ばす
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刻々と終わり近づく冬惜しむ いつものウォークで汗拭いつつ
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補助具着け歩くワンコに歩を合わす若者の眼に温もり宿る
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ふくふくのスナップえんどう筋取らば青き匂ひに母の浮かびぬ  /お手伝いの記憶
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大寒の陽は燦々と白梅の固き蕾に枝の雀に /三月の陽気
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やわらかなタッチで描かれたワンシーンに 乙丸さんの優しさ溢れ /矢部太郎『光る君絵』
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老眼鏡(めがね)かけソファで足組み本読めば「ハイソな感じ」と死語宣う夫
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風受けて冷えた両頬照らす陽は早(はや)も少しの春めきを持ち
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早起きの褒美ならむや未だ暗き部屋に差し込む月明明(あかあか)と
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二か月の赤子に覆い被さりし記憶その子の齢とともに /阪神淡路大震災から30年
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唐突に風情も無しに訪れる 我が鼻に目に春の兆しは /花粉
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