Utakata
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かつみん
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うたはイメージかな?
文語調の歌を好んで詠みます
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有明
(
ありあけ
)
に 月なき
朝
(
あした
)
ながめれば
冷
(
ひ
)
ゆ雨そそく
梢秋
(
こずゑあき
)
なり
8
よそながら 燃え
焦
(
こ
)
がりては
夕月夜
(
ゆふづくよ
)
曉闇
(
あかときやみ
)
となりて
淚
(
なみた
)
す
3
秋ふけぬ なにも
靜
(
しづ
)
まる
曉
(
あかとき
)
に 月なる
雫
(
しづく
)
そとぞ
宿
(
やど
)
らむ
4
外
(
と
)
つ
國
(
くに
)
の 秋は
蓋
(
けだ
)
し寂しからむ
千重
(
ちへ
)
の
錦
(
にしき
)
のなきと思へば
4
夕
(
ゆふ
)
づく日 さして
朽葉
(
くちば
)
のふり
埋
(
うづ
)
む 山にもおなじ秋は
來
(
き
)
にけり
3
歲榮
(
としさか
)
ゆ 秋の
苧環
(
をだまき
)
くり返す
御年神
(
みとしのかみ
)
に
贄
(
にへ
)
を
手向
(
たむ
)
けむ
2
大地
(
おほつち
)
の すべてを
漱
(
すす
)
ぐ
白驟雨
(
はくしうう
)
おしひたしては
吾
(
あ
)
が身を
淸
(
す
)
ませ
2
あまのはら
不盡
(
ふじ
)
は
高嶺
(
たかね
)
の白雪を
冠
(
かぶり
)
と
誇
(
ほこ
)
ろひ したり
顏
(
がほ
)
なり
3
花すすき
秀
(
ほ
)
に
出
(
い
)
づままに
招
(
を
)
く
樣
(
さま
)
を
眼
(
まなこ
)
を細め嬉しきと見ゆ
4
むばたまの
夜長
(
よなが
)
しらむる朝まだき
秋寒
(
あきさ
)
む空の
靑
(
あを
)
はさやけし
3
とほつひと
初鴈
(
はつかり
)
が
音
(
ね
)
の聞こゆれば 秋の風ふく
朱
(
あけ
)
の
東雲
(
しののめ
)
3
大船
(
おほぶね
)
の 渡り
越
(
こ
)
したる空の
海
(
み
)
を
連
(
つ
)
る
鴈羣
(
かりむら
)
は差し寄する波
5
秋の
芽
(
め
)
の た
弱
(
よわ
)
き
樣
(
さま
)
に
角
(
つの
)
ぐみて
鈍
(
にび
)
なる日影もとめ伸びゆく
2
ひさかたの
雨埀
(
あまだ
)
る
萱
(
かや
)
の
菅根
(
すがのね
)
の ねもころ眺む秋の
袂
(
たもと
)
は
6
玉鉾
(
たまほこ
)
の 里なる山の
黃葉
(
もみぢは
)
の いまを盛りと色づきてなむ
5
秋山
(
あきやま
)
の したへる里は
賑
(
にぎ
)
はふも
紅葉
(
もみぢ
)
す
比睿
(
ひえ
)
は
閑
(
しづ
)
かなりけり
5
さ
丹頰
(
につら
)
ふ
紅葉
(
もみぢ
)
の
錦
(
にしき
)
い
積
(
つ
)
もりて
深山
(
みやま
)
にあるを
誰
(
たれ
)
か知るらむ
5
いそのかみ 降るごと
移
(
うつ
)
るけしきなれ あはれなりける
秋霖
(
あきのながめ
)
は
3
根蓴菜
(
ねぬなは
)
の
長雨
(
ながめ
)
の
烟
(
けぶ
)
り
降
(
ふ
)
り
頻
(
し
)
けば なほ寒からむ
秀
(
ひ
)
づる
瑞穗
(
みづほ
)
は
2
細波
(
さざれなみ
)
立てば
田面
(
たのも
)
は
黃
(
き
)
となりて
遙
(
はる
)
かに
寄
(
よ
)
する
稻雲
(
たううん
)
の波
5
秋雲
(
あきぐも
)
に
茜
(
あかね
)
のさして
夕
(
ゆふ
)
されば 紫だてる
東
(
ひむかし
)
の空
8
刈株
(
かりばね
)
に
蘖
(
ひこば
)
ゆ
稻
(
いね
)
の
次次
(
すぎすぎ
)
に
靑
(
あを
)
やかなりぬ
稻孫田
(
ひつぢだ
)
の秋
4
さし
仰
(
あふ
)
ぐ
雲井
(
くもゐ
)
をわかつ
外國
(
とつくに
)
の み空色なる
空色
(
スカイブルー
)
3
曼珠沙華
(
まんじゆしやげ
)
赤く連れ
笑
(
ゑ
)
む道の
邊
(
へ
)
の
彼方
(
あなた
)
につづく
彼岸過迄
(
ひがんすぎまで
)
5
丹澤
(
たんざは
)
の
彼方
(
あなた
)
に
沈
(
しづ
)
む
夕影
(
ゆふかげ
)
の
豐
(
とよ
)
の
穗波
(
ほなみ
)
に落つる
金色
(
こんじき
)
5
秋麗
(
あきうらら
)
高き み空をゆく雲に
影
(
かげ
)
ろふ
花野
(
くさの
)
は
斑
(
まだら
)
なりけり
4
茜
(
あかね
)
さし 照れる
月夜
(
つくよ
)
に
弓張
(
ゆみは
)
りの けざやかなりて秋の風吹く
5
玉響
(
たまゆら
)
の
黑紫
(
くろむらさき
)
に
白露
(
しらつゆ
)
の おきて照り映ゆ けふの
朝
(
あした
)
に
4
けさ見れば
雲閒
(
くもま
)
にけぶる
東
(
ひむかし
)
の あけゆく空におほし
朝日子
(
あさひこ
)
3
白馬
(
あをむま
)
と
田面
(
たのも
)
の
端
(
はた
)
に息を
繼
(
つ
)
ぎ 汗あゆ
額
(
ぬか
)
を
拭
(
ぬご
)
ふ
田長
(
たをさ
)
は
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