かつみん
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うたはイメージかな?
文語調の歌を好んで詠みます
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投稿歌はすべて当人のオリジナルです

息のの しらむるけふのあさなれば 山のねぶりてしづかなるべし
4
ひさかたの 空はさむみて雲にばみ ひき愈愈いよいよたちく白姬しらひめ
4
このくれの しげき思ひのつらければ あはれなりけり冬のあかつき
3
敷く雲の 浮き立つ空のみんなみに 陽炎かぎろひさせば山と見ゆらむ
3
月隱つきがくり 濃藍こあゐとなれるたれに 明星あかぼしひとつけざやかに見ゆ
4
しも置きぬ 土瀝青アスファルトなる街竝まちなみの 凜冽りんれつたりておとがひ落つる
4
思ひける人なき身こそわびしけれ 師赱しはすの街のもみを見るだに
4
しるすとて あとのこらぬこひなれど なほあらじとて胸にしるさむ
2
ゆる夜に 白息しらいきつきし言葉ことのはは 情けふかくて思ひみけり
4
しまひには たれのこりて見やるらむ 皆紅みなぐれなゐの空のはりを
4
ひさかたの あまつ空にはあけぼのの 朧朧ろうろうたりて東雲しののめ
3
あからひく 朝日子あさひこあみし羣山むらやまの 化粧けさうみねは白く照りなむ
2
玉かぎる 夕靄ゆふもやおきし野らの海 すすきのびて尾花色をばないろなむ
2
眞日長まけながく 問ふ人のなく渡らへば 思ひのしてかすかなりけり
2
にぎはひて 錦秋きんしうなりし龍田山たつたやま 吹き立つ風に色葉いろは散りなむ
3
名にし負へば しづく影見ゆうつぶきて 思ひるらむ金盞香きんせんくわさく
2
道邊みちのへの 黃葉もみ銀杏いちやうむ先に 朝影のさし黃金こがねかがやく
5
冬立てる 朝明あさけの空のり色は 限りも知らぬ染織せんしよくなりけり
3
其上そのかみを 思ひづらむありありと 夾算けふさんのさす册子さうしひらかば
2
水底みなそこに あくたと積もる紅葉もみぢはの 八千代をりて大地おほつちとなる
5
が身をば 礫瓦たびしかはらと思ふなむ ひろき心のゆたかならねば
3
しろたへの 雲の重波しきなみわたりゆく 雲平線うんぴやうせんはるけし彼方かなた
4
のきに つるせし柿に日のさせば ひとつひとつのあかねなりけり
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木枯らしに 吹かれて早む雲のみを ほの見ゆ空に映るき影
6
けざけざと 雲居くもゐに浮かぶ久方ひさかたを さしあふげれば冬はとなりぬ
4
ゆ風の 赤む楓葉かへではひるがへし あかねとまじり秋は暮れゆく
5
まそかがみ 照る秋ゆる蔦紅葉つたもみぢ こまやかなりて朽葉くちはいろづく
5
いさなとり 海路うみつぢわたり吹く風に 奈吳なごの浦にてるる石蕗つはぶき
4
ねりきぬに ふればふおよびあからひく 和膚にきはだがごとみましおぼほゆ
5
にはたづみ 流るるすゑのわかぬ身に 雲居くもゐのはては知るべくもなし
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