Utakata
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沢海 嵐川
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新潟の大学生 拙い歌があなたに届きますよう
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「或る或の日」思い出語るクラス会 反時計回りに進む時
14
繋いだ手マチ針で留めるみたいに不器用過ぎる僕の愛情
12
君のこと想って独り泣くために 優しい歌を一首ください
16
初雪は今朝の日差しに消えてゆき 晩秋が見た冬の幻想
15
傘持たず
霙
(
みぞれ
)
に出会うこんな夜は カフェ・オ・レの「レ」を多めで作る
16
オリオンの想いをのせた流れ星 消えずに
月
(
きみ
)
へ届きますよう
15
風の色、虫の音、君のワンピース きっともうすぐ完璧な秋
15
宵の宮長い祈りを終えたあと 遥かにめぐる時を待つ君
16
宵帳
茅蜩
(
かなかな
)
と鳴く樹々を背に泣けない虫を愛しく思う
14
定まらぬ心でさえも心地よい 僕らはゆらぐ
1
/
f
(
エフぶんの いち
)
19
言わぬより言えぬ言葉が多すぎて愛は矛盾だ 陽炎ゆらり
17
今日もまた眠れぬ夜がやってくる 短き蝉の生命の音に
14
離れてる君を想わぬ日はなくて 笑顔をどうか忘れずにいて
14
改札をするりと抜けて微笑んだ 君は一人の
女性
(
ひと
)
になったね
12
君の眼の涙の奥へささやかに 掛かった虹は僕でありたい
12
お互いに夢を追いかけ信じ待つ この約束を愛と呼ぼうよ
12
小さめの君の変化を見つけつつ一生僕は君に恋する
13
恩師への暑中見舞いの空白に ヘタクソな歌一首咲かせる
20
絡まった指の谷間に落ちてゆく 朝顔色の一粒の愛
14
下書きがうっすら透ける便箋と淡い心をちぎって捨てた
32
冷たさを振り返る間も貰えずにまた朝が来る 今日へ駆け込む
18
憧れた、苦しいほどに憧れた 貴女を想い諦める夏
12
君と僕キモチの狭間 揺れ動くメトロノームのような夏の夜
15
熱帯夜あと少しだけ明けないで 僕らが夢に、夢になるから
14
待ち合わせ場所に揺らいだシルエット影から伝わる君の温もり
15
君のため紡いだ想い風に乗せ届けてみよう ちょっと未来へ
14
止めどなく落ちる雫の音を聴く 空が一段近づいた音
16
短夜に長く短い夢を見た 昔の傷を抱きしめていた
12
窓の雨、加速度的に落ちてゆく 写る横顔滲ませながら
11
歩き出す 同じ夢へと君と僕 もどかしいほど小さな歩幅で
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