沢海 嵐川
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新潟の大学生 拙い歌があなたに届きますよう

君はまだ夢や未来を嗤わずに僕よりずっと清く生きてる
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ずっと前落としたきりの僕の夢 君とだったら叶えられそう
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君が云う 臆病なのは好きだから聞いた僕はまた臆病になる
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君のこと想う寂しさには負けない overture前奏曲はもう鳴り出す頃
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おかにある僕の気持ちを攫ってく引き波みたいな君の微笑み
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振り向いた逆光線のシルエット遠い季節へ誘ってる君
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君の乗る鳥をデッキで見送った 風が無くなるまで手を振った
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船ひとつ マリナ・デル・レイ 潮風がそろそろ君をさらいに来る頃
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飛べもせず屋根から風を見るだけのもう動けない錆びたニワトリ
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高くから僕を見下ろす凧は云う向かいの風で揚がってこいと
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君の住む街へと抜けるこの風と僕は一つになれるだろうか
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一歩二歩あなたの歩くあとからはラピスラズリの蒼の風立つ
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北風に抗いもせず飛ぶ蜘蛛の糸はどこまで落ちずに飛ぶの
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僕は翔ぶ もう黄昏も夕凪も終わる気がするおかからの風
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故郷の山おろす風 夢抱き飛び立つ僕の背中を押して
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卒業の恋人たちの悲しみを知っているのはただ春風だけ
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先見えぬ霧のすきまに月虹ムーンボゥ 寄る辺ない夜の道を照らした
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降る雪をビニール傘で受け止める 僕らを隠す積もってく「ゆきすき
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老いし樹にしか咲かせらぬ花もある 甘く香ったOLD ROSE オールドローズ
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白鳥座二人ならんだアルビレオ あなたと未来へ渡って行きたい
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グラウンドフェンスに独りクレマティス春を待たずに咲いて散る花
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寒の入り澄み切った夜の西の空 見下ろす 下弦の方の 三日月
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薄紅に風を香らす帰り花 小春日和に冬が見た夢
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手を伸ばす 眉山に架かる三日月は 背伸びをしたら触れる気がして
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とこしへに消えないように大いなるくすに託した君への想い
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咲けば散る葉だって落ちる冬が来る 季節は恋の色をも変える
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街が人を変えるのでなくその逆で 都会アーバンらしさを演じる友たち
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唐紅 灯台ツツジの葉が落ちる 名も無き午后を満たして落ちる
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「或る或の日」思い出語るクラス会 反時計回りに進む時
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繋いだ手マチ針で留めるみたいに不器用過ぎる僕の愛情
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