沢海 嵐川
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新潟の大学生 拙い歌があなたに届きますよう

見栄虚勢そんな気持ちが屈折し君が見るのは虚像フィクションの僕
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この告白自首できぬまま時は過ぎ卒業時効近づく 逃げんなよ俺
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今日を生き耐えた力を「Pride」と呼んでいいかな?呼んでいいよな
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口に出し言ってしまうと言い訳に聞こえるものが「しあわせ」だってさ
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今もただ切ないほどに君想う 君も誰かを想ってんのか…
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大好きな貴女にいつか伝えたい「あなたの為に私は生きた」と
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いつか見た夢の続きが見たくなり今日もちまちま歌を詠んでる
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星々は光を求め流れゆく 朝日におのが消されようとも
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ボツ短歌しか出てこなくてパチパチとリングノートを一枚破った
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耳元で君が囁く「La vie en roseラヴィアンローズ」恥ずかしがりやな君の口癖
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404よんまるよんあなたは僕を何もかも見つけられない探し出せない
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嘘つきな暦は春と云うけれど、水道管の凍った夕暮れ
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20分後には出ていく夜行バス右手にバック左手に君
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傾いたOrionの上アルテミス重なってまた離れてく月
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彼方あちらにも咲いてるだろうか曼珠沙華 決して季節を違わない花
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降り立つと踵の骨がぶっ刺さるような気がする終電のホーム
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朝顔の様に君からツルが延び僕らの夏の観察日記
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貝ガラを右耳にそっとあてる君また来る夏の音を聴く様に
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夏休み冷房の切れた教室で君が爪弾くFmaj7エフメジャーセブン
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ファイナンス・リースのような青春の最後かもしれないこの夏休み
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裾少し折り上げ歩く砂浜の足跡は波と海へと帰る
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まっさらな夏をまとった君のこと秋にはきっと永遠とわにしてやる
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二人掛け電車の座席で寝る君の跳ねた前髪そっと手で梳く
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君の手を寄せる勇気が出ないのは繋げば僕が短絡ショートするから
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「夕立だ!」子どもみたいにはしゃぐ君今日は二人で濡れて帰ろう
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鈴懸プラタナス並木の葉擦れ木漏れ日と戯れている君の前髪
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岬へと続く階段思い切り君の手を取る 僕だけに凪
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君を待つカフェでの虚無とコーヒーとときをうめてくエリック・サティ
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夕焼けの色を模写したまるい花 梅雨が忘れていった紫陽花
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遠くから途切れとぎれに聞こえくる公約の声自習教室
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