Utakata
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ミツバチ便り
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車窓からイオンとベルコ飛び込んでデジャヴと思う街は平和で
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虹向こうみぞれはやはり降ってます?手袋入れてあげたら良かった
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昨日から初冬の小蝿と一騎打ち連敗中だが名勝負あり
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淡桃のみぞれはすでに脳にあり八度八分の唇は待つ
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気に入ったブルージーンズシャツ心 使いつづけて擦り切れちゃって
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姑を入所させたとまだ言えず窓に額をつけて月みる
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「楽しい」の同意語「嬉しい」そんなんじゃないの気付いて「休みたい」って
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部屋のごみ捨てずに暮らす君なのに人生捨ててしまっていいの
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人生の次のターンを予測する あなたは見つけないわ、わたしを
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我儘を言いたくなった「いつ死ぬかもうわからんな、は駄目」お父さん
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とんがらし色した夕陽落ちる秋若かりし日の驕りにも似て
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子は母の約束守らぬものだよ、とだれか笑って私にいって
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会計でまごまごしてる老爺と父を重ねて目尻が滲む
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だんだんと早くなりゆく待ち合わせ昨日と少しちがう夕焼け
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理解して欲しい願いはビルのドア開けた途端に吹き飛ばされて
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起きなさい片付けなさい行きなさい 司令塔の母歯も磨かずに
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珈琲を冷めたポットの水で入れ静かに飲むか家を出ようか
10
母という海を超えゆきいつか知れ人しか人を刺さぬということ
10
気づいたら
A
D
H
D
のみこんで秋の光を頬に集める
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坂の街転がり落ちぬよう母は君の手つなぎ登ってみせる
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あなたへの愛に溢れた今週も深夜の駅はやっぱ哀しい
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サラ金の荒いティッシュが涙吸う叔母の葬儀で叔父の老いみる
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盛り上がる「終活、病気、更年期」けれど一人も死ぬ気はなくて
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秋雨は野良猫の鼻冷やすだろうイオンとIKEAいくらあっても
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朱鞠内生まれ氷点下育ち玉置浩二のファンみな友達
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我はゆく独り暮らしの父のもと「生存確認!」合言葉にし
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思うより海は広くて深いもの飛び込むことは何度もできる
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曖昧な不安に追われ逃げたくは一人でいかず 道連れにして
10
私より少し大きくなった玉 落ちるな登れ虹をつかめよ
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引きずられ差し出した手も振りほどき施設へ義母は 名月の夜に
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