Utakata
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ミツバチ便り
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そこにある?ここになにかが潜んでる?腹にエコーをかけられ憂う
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言えぬこと言い足りないこと胃に収め大和撫子のふりをしてみる
14
影踏みを夏の遊びと過ごしたが日傘さす今影持ち歩く
15
にぎやかな運河の街に雨が降る私も流れ海になれたら
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韓流とジャニーズどっちが好き?問われちょっと息吸う 見分けがつかぬ
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いや、それで終わっちゃったの。優しさを使いまわすとバチがあたるの
9
女性ではなくなり私口ずさむ「おれたちゃ妖怪人間なのさ」
11
虐待の連鎖はわたしで止めました褒めてよ母さん 明日は命日
29
熱風と焼け付く風を感じつつ花火眺める 八月六日
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姑とママ友に「ハイ!」わらい顔案山子が躍る脳みそはない
9
アマビエの姿見えなくなったわね我風呂上がり夏の夕暮れ
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きみが行き脱いだまんまのティシャツ が「また帰るね」の合図なのかも
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明け方に相談しあうアサガオは誰から咲くか決めたようです
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良い母になりきれぬまま見送った 宝を乗せた長距離バスを
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パソコンとスマホで介護を検索す自分の心へし折りながら
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主婦というルールはシビアまず家族 猫は自由に爪研ぎをする
9
良い妻で良い母であろう台所
(
だいどこ
)
で拭きつつうつるはめ殺し窓
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あぁ君が「ワンチャンあるっす」言うたびに王貞治がバット構える
7
山はない谷もない心電図から義父の新たなページめくられ
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「御祝儀にあんた壱円って書いたあったわ」姉笑う。つられて笑う
9
帰り際「ヘルパーさんは呼ばないで」姑の目が二年ぶり燃ゆ
7
この春は幽体離脱してたらしい良い母のふりしきれないまま
7
似合いそう母に贈った朱のバッグ形見となりて両の手でもつ
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捨ててったごみ一つすら愛おしいちゃんと食べてねちゃんと生きてね
14
去年まで君と何度も聴いた曲 知らない歌ね一人で聴くと
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持てるもの全てを君にあげたくて宇宙すべての夕日を君に
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差し出した手をつなぎ道の花をみた 老いたわたしの手をいつか、また
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愛情はかんたんに冷めレンチンも湯煎もおそらく効果は為さず
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左眼が見えなくなった父と会う「すまん、すまん」と父がはにかむ
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薔薇いろの手のひらいっぱいありがとね、砂のとけいを逆さにしたい
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