Utakata
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ミツバチ便り
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家族のことをよく詠みます。
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親指の深爪しくしく痛む先かすかに感じる冬の後先
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花も実も葉すらないけど生きるため枯れないためにいろはすを飲む
23
朝焼けを珈琲共に眺めいる時間切っ割くサイレンの音
19
ご葬儀についてスタンプ絵文字無し字だけのライン流れてきをり
21
いつからか爪の甘皮剥くのやめ分厚くなりゆく面の皮かな
19
山は紅遠きことこそ美しく鮮明である息一つ吸う
25
「これからよ、人生は」などと言われをり笑顔で隠し途方に暮れる
22
Amazonで売ってはいない優しさを集めて夜を乗り切っている
29
焦れずに習慣として逢う君とつないだ手には海がないこと
16
朝焼けの朝をきれいに開いてくチャックのような白いカーテン
23
美しく咲いた桜の今はもう落ち葉となりて皆がゆく道
30
風邪をひき眠るあなたにたくさんの幼き頃の寝顔が宿る
38
そんなことしか言えないのかその口はたまには私を可愛いと言え
26
すすきの穂グラスに入れて触れてみる小さく揺れて秋に挨拶
30
紅黄と染み入るように色冴える屋根の向こうの眺め深秋
21
命日や臍の緒眠る白箱を開けては耽る母の面影
37
雪虫の純白の背に冬が来ぬハンドクリームぬって待つ雪
27
ビアホール出たら下弦の月ありし避けることなく雪虫が舞う
22
母が逝き形見の時計腕巻けば脈を打つよな寂しさ湧いて
55
澄み渡る星に混じりて母の顔友の顔あり秋の夜長は
29
この道を真っ直ぐ行けば工事中急がば回れわたしの歩み
19
物忘る父の機嫌がよい電話繰り返話しの声を抱きしめ
29
どんぐりを拾って数を競いましょうそのあとぎゅっと抱き合いましょう
22
住み慣れた街を離れて一年余峠に雪のニュース見てをり
39
ブランコをこぐ子砂場で遊ぶ子もきっと全員令和の生まれ
19
悪玉はここにかしこに鎮座まし席の隣にお腹の中に
14
早き死と気付かず友は逝ったのか今年初めてストーブつける
22
夏の背にしがみつきつつ体感は冬の初めが染み入っており
20
颯爽と我を追い抜き坂道をぐんぐん登る若者羨まし
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吾のお粥発熱した子が褒めてくれ愛もウィルスも見えないけれど
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