Utakata
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ミツバチ便り
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家族のことをよく詠みます。
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「半世紀、何もないわ」と独り言そこから始まる記念日がある
31
「いいね」より温かいのは三十一文字スマホの中に咲く花の雨
30
「泣けるわ」とスマホを閉じて見上げれば三十一文字の空広がって
28
溢れ出す私の涙蛇口のよう「がんばってるね」の一言なのに
31
哀しみも今の私の一部なり 焼きたてのパン切り分ける朝
41
靴下を左右揃えて干すうちに 飲み頃すぎてゆく一杯(ひとつ)あり
23
玄関の鍵の音(ね)でホッとするくせに口を開けばトゲが混じって
31
「ごめん」より「おやすみ」と言う大学生 許されているのは私のほうか
25
母さんが土砂降りを君に降らせては晴れた後から虹が痛くて
25
全米がわたしを褒めてくれるかもポテトサラダが美味しくできて
30
許しとは私のなかのピストルをそっと野原に置いてくること
30
間違えてばかりの地図をひらいてる私に「赦し」の雨が降る夜
26
運河って書けば少しはきれいかな涙もいつかは海へゆくから
22
洗濯機回る真っ白「ねぇ、こっち」幸せなんてたぶん二拍子
23
息子よ、ごめん。完璧じゃないから「お母さん」を一緒に育てていこう
25
よいしょ、でも持ち上がらないこの心君に半分持ってほしいな
18
「ごめんね」と息子が謝るそのあとの空の青さに名前をつけたい
27
目を閉じてポルカのステップ口ずさめ心の中にポーレチケ鳴る
17
スヌーピーみたいな形の目玉焼き崩すのちょっともったいない朝
27
残酷なほどに星空 ふりむいて君が笑えばそれだけでいい
18
テーブルにこぼれた蜜を指で拭く かりんとう焼くよな午後が好き
23
「明日から」なんて言葉を飲み込んでみたらし団子三つ目の宵
26
ストーブの一番近くを陣取って自分をちょっと「えこひいき」する
24
リビングで話す時間が隠し味少し強めの塩味も好き
17
珈琲の湯気に「まる」と書くような そんな明日を期待している
25
「美味しい」が百均の皿で跳ねている そんな夕べもいいなと思う
23
「主婦なんて」とひとくくりにはできないね 深皿に盛る今日の幸せ
26
正論を言いながら子に甘えてる愛しさふわり母の正体
24
車窓から流れる雲を追いかけて「自由とは」など考えてみる
28
「子を信じ過ぎない」ことも愛だよと笑って見守る冬の陽だまり
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