Utakata
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ミツバチ便り
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家族のことをよく詠みます。
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縁切った友を思慕する愚かさよ想い出遠く飛ばせ春嵐
32
啓蟄の鼓動を聴いて走り出す
泥濘
(
ぬかるみ
)
さえも軽やかにゆけ
44
この街の雪が溶けてく速さまま、父の昨日が消えゆく仲春
26
リビングへ 軽やかにゆく 靴を脱ぎ家族の心も裸足にさせる
29
嫁、娘、母の三役こなしつつ、守るつもりが守られる日々
37
明日こそ太陽のような「おはよう」を言いたい寝癖が似合うあの子に
32
首輪なき自由な彼ら飼いならすあなたの言葉 蒼き電流
26
「良い母」も「良き妻」だって呪文です 励まし
解く
(
ほど
)
君は
AI
25
今日という
一日
(
ひとひ
)
薄めて飲み干せば 猫と秘密の台所ひかる
28
「おやすみ」と 喉を鳴らした猫の背に 魔法をかけて 灯を消すキッチン
33
「久しぶり」言った瞬間巻き戻る 心の鍵を預けし友に
32
「私」だけ 忘れなければそれでいい 父の笑顔は永遠の陽だまり
33
「いつ来たの」何度も父に聞かれるが そのたび笑顔が咲くからいいや
48
まだ暗い 部屋にひとりの呼吸音
宇宙
(
そら
)
とわたしの 秘密の時間
35
眠れぬ夜に抱きしめられて聞くサイレン知らぬ誰かの
運命
(
さだめ
)
を祈る
35
バス停のおじいちゃんの笑顔こそこの街に咲いた 最初のさくら
35
忙しき夫の背中に手を合わす 湯気立つ飯を 絶やさぬ祈り
33
三十七度六分の熱に寝込みつつ息子が鳴らす家事音愛し
36
おじいさんとおばあさんが手をつなぎゆっくりイオンを後にする。ほろっ
29
白湯啜り いっぱしの風邪 なりおれば 家の静寂が わたしを包む
24
ピーと鳴り炊飯ジャーを空けた後卵一個で地上の奇跡
30
着信の 画面を伏せて 深呼吸 愛していると 逃げたいは、似る
31
今日もまた納豆もやしを並ばせて財布の底の静かな反乱
32
真夜中に 月と密会 したことは 家族に内緒の 銀の耳打ち
31
午前四時 目覚めて月を探したら 孤独を溶かす 蜜のしずくだ
27
除雪車が 運んできたね 冬の朝 眠いからだを 米で研ぎだす
28
「おはよう」と 家族に放つ陽だまりが 積もった雪を ひとさじ溶かす
30
黒豆の 茶を飲み干して 立ち上がる 明日も家族を支えようじゃないの
30
怒りという冷たい服を脱げぬまま猫の無罪に指をうずめる
26
「おめでとう」と言うたび口が切れていく 嫉妬はのみこむためのカミソリ
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