鈴猫
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楽しみという前向きな気持ちなら燃えないゴミに出してきました
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募集中:傘を縦に持てない人を雨音に混ぜて消す方法
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君の吐く息がふわっと白くって、だから、えっとね、あのね。好きです。
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石たちを見つめる君のの色に溶け合う石で指を飾ろう
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ごろごろと茹でた卵を取り出して握り潰してしまいたい夜
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ひんやりと電車の音が突き刺さる 僕はまだ息を止められない
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もう僕の頭の中は空っぽで 指先のチョコレートも苦い
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もう二度と流れ星には祈らない 君の呼吸が楽になるまで
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抜け殻のように落ちてる靴下も直らないけど嫌いじゃないよ
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「かわいくてすき」ってなにか足りなくて 付け足してみる 「目がきれい」とか
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赤く塗られた爪と白く華奢な腕 見ているだけで満たされていた
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「分からない」ということが分かっており 分からないまま冷えていく夜
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君を今すぐホルマリン漬けにして変わらぬ愛を誓ってみせる
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溶けていく私の甘い日曜日 きっと珈琲にも合うでしょう
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夢の中あなたと入る保健室 瞼の裏に困った笑顔
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神を信じろ!と仰るこのメール、神様に転送しておきます
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一昨日の大学芋のベタつきを思い出してはほろ苦い夜
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五七五七七に詰め込んでゆく愛と涙と夢と、足りない
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空だって落ち込む夜もあるだろう 吐き出してくれ、粉雪にして
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わがままという名前なら許される 好きとか海を見てみたいとか
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君が大人であることを知る言葉 知ってしまった 見たくなかった
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「雨は夜だけ降ればいいのに」と言う君に触れることさえできない
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こんな日に傘を忘れて信号を待ちながらまた かぜ を待ってる
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言い訳が欲しくて昨日見た夢を静かになぞる午後三時過ぎ
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寂しさも不安も全て抱きしめて 春は来るのだ 僕にも君にも
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ほんものの春になったらどこへ行く?君ならどこへだって行けるよ
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春だって勘違いしちゃう陽気だね。大丈夫、君はまだ眠ってて。
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見落とした上書き保存前の夢 寝ても醒めても二度と会えない
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君が時たま感情に添えている文学的なビックリマーク
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触れるはずないのに君の唇の味を知ってる夢から醒めた
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