Utakata
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鈴猫
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傍にいる、ような気がする僕たちは光の海で繋がっている
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猫のよう、猫のようだと繰り返し 言い聞かせては泣かずに歩く
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どうしても暖まらない部屋の角 私もそこで生きていけたら
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この雪が溶けだすまでは君のこと失わなくていいと言っても
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眠れなくなったと笑う唇が零す言葉で温度を計る
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こんにちは、お久しぶりです、そうですね、思ったよりは寒くないです
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ひんやりと俯く身体 その上を赤と緑に光って泳ぐ
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この言葉 舐めると少し甘いでしょう? だって優しさとは違うもの
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あの日から忘れられなくなりました 鬱を漢字で書けます、私
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君がまた明日も歩いてゆくために僕はここでお茶を淹れるよ
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夕暮れを待たずに光る星が今君の名前を呼んでいたから
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迫りくる夕日が僕の背を押した、「そろそろ歩き疲れたでしょう?」
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サイレンに吸い寄せられた向こう側 ぱしゃりと響く画面が怖い
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淹れすぎた珈琲みたいなものでしょう?その苦しいの、ちょっとちょうだい?
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「寒いから、」「もう冬だから、」 ほんとだね 言い訳をして君と眠ろう
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あぁダメだ 寂しい音が響いてる 僕の中だけ 僕の中だけ
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少しだけ赤く腫れてる注射痕 君には教えないはずだった
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「当たり前」 そんなものなどなかったね 早く戻ってこいよ、日常
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さよならの音はまだ聞こえておらず、そう願いたい夜もあるので
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「また明日」、信じているよ 僕はまだ泣けないままでここに立ってる
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いいね、って いつもより遅い親指は誰も知らない感情を持つ
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午前
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時ロップイヤーが道端でクリームパンを食べていた夢
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これは恋だとした方が美しく見えそうなのでそう呼びますね
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君のこと考えながら食べたパフェ 悲しいほどに甘ったるくて
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翌日のおかずを作ってる途中 開けてしまったビールの軽さ
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寒い日に思い出すのはあなたです 今夜の風は紺色でしょう
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歩道橋の上から少し眺めた欠けてる月は意外に近く
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猫耳の少女が街を駆けてゆく 今日という日の意味を知らずに
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君の言葉をまた勝手に消費して満たされたつもりの午前
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時
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あの、髪を切りました。
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ヶ月前に貴方が褒めてくれた長さで。
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