Utakata
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鈴猫
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触れなくていいよ言葉で抱きしめて ボキャブラリィを優しさに変えて
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手入れなど考えたこともない人の研ぎ澄まされた言葉のナイフ
3
「言わないで」その柔らかい唇に人差し指を添えられたなら
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風が「もう秋なんだよ」と囁いた センチメンタルの理由を知った
1
言葉では掬いきれないものたちを一枚の絵に詰め込みました
(
一枚にされた絵を見るたびに言葉しか使えぬ弱さが沁みる
)
2
いつもそう 哀しさばかり先に立ち 「私は」という声が大きい
1
そうだよね、なかったことにしなくても上書き保存できてしまうね
2
五七五七七の中に閉じ込めた君には見せぬ藍色の夢
2
あの街の洋菓子店のショーケースみたいな歌を詠んでみたくて
1
美しい言葉を五つ並べても美しい歌にはなりません。
1
ふわふわと積もって消えぬ白銀の世界の中に君を埋めたい
0
剥がされた仮面の色は何処へ行く 思い出せずに今日はネイビー
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「ねこ好きで……」微笑む君の口許が昨夜見かけたねこに似ている
1
感情の空白部分埋めたくて詰め込んでみた炭水化物
1
まだ少しひんやり乾く部屋の中 秋というものを待ち続けている
1
笑いじわ浮かべる君が好きでした。明日は誰のために笑うの?
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どうしようもないほどには欲しかった 君のたったの
45
秒
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死にたくはないけど生きたくもなくて 午前
1
時のコンビニご飯
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なれるなら貴方の顔になりたくて、行き着く先は愛されたくて
2
「美しい人」だと思う。違います、顔だけの話ではないです。
2
猫ならば君の涙を掬えたか このヨコシマで猫にはなれず
1
「愛してる」「愛しています」……足りないね 三十一文字はあまりに遠く
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あれも嫌これも嫌ではこの国を生きてはゆけぬ
30
歳児
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ねこを見て「ねこだ」と思う君がいて そんな世界で生きていきたい
6
この街で生きてみたくて諦めた花の香りも忘れそうです
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夕焼けが優しく僕を貫いて 今日から君を見つめられない
0
雨の中傘をささずに歩いても可哀想には見えない私
0
君の名は七文字だから適切で 八文字ならば適切でない
3
「八月は何処へ行ったの?」「海ですか?藻屑となって消えたのですか?」
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「長月は何が長いの?」と聞く君の瞳がとても好きだったので
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