Utakata
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鈴猫
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君のこと知らないけれど知っている 幸せでいてほしいと思う
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午前
9
時 踏まれて溶けた雪色のニットを纏う私の身体
3
ぼくの辞書 夕日に近いあのページ きみの名前が載っているんだ
1
靴下と同じところに干していたあの日の夢はまだ濡れている
1
お風呂場にぶちまけたこの星たちはもう宇宙には帰ってくれない
1
「好きです」とあなたにぶつけられなくて「夜は眠れてますか」と聞いた
27
吐く息が凍るほどには寒いので貴方に「好き」と言っておきます。
2
恋の色は数多あると言うけれどこれは紅く燃えた恋です
2
どうしてか、泣きながら「好き」と言うのです。許しましょうか?許せましょうか。
2
「帰ろうか」 何処へ?と聞けぬ僕らにも きっとあるのだ、帰る何かが
2
寒さってこんなに痛いの? 知らなくて 君を ただ 抱きしめたくなって
3
普通から解き放たれて今日もまた揺り戻されるあんな普通に
3
散ったままあの屋上で朽ちていく 風にも舞わぬこの片想い
3
お財布で眠ったままの中吉がどこへも行けぬ私の暮らし
3
神様は見て見ぬふりが上手いので、私も息をするように詠めます。
3
御籤の言葉などすぐ記憶から落ちてくくせに、なんだ、一憂
2
ひたひたと注ぎすぎてもいいのです 溺れさせる力はないので
1
詠みきれぬ感情全て背負わせた「猫」が遠くでにゃあとないたか
3
傍にいる、ような気がする僕たちは光の海で繋がっている
1
猫のよう、猫のようだと繰り返し 言い聞かせては泣かずに歩く
3
どうしても暖まらない部屋の角 私もそこで生きていけたら
1
この雪が溶けだすまでは君のこと失わなくていいと言っても
2
眠れなくなったと笑う唇が零す言葉で温度を計る
3
こんにちは、お久しぶりです、そうですね、思ったよりは寒くないです
3
ひんやりと俯く身体 その上を赤と緑に光って泳ぐ
1
この言葉 舐めると少し甘いでしょう? だって優しさとは違うもの
4
あの日から忘れられなくなりました 鬱を漢字で書けます、私
3
君がまた明日も歩いてゆくために僕はここでお茶を淹れるよ
3
夕暮れを待たずに光る星が今君の名前を呼んでいたから
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迫りくる夕日が僕の背を押した、「そろそろ歩き疲れたでしょう?」
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