鈴猫
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さらさらとこのまま溶けていなくなれ お砂糖ならば紅茶を淹れて
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汗ばんだ人混みの中泳いでた 花火の色は思い出せない
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この夢は温く濁った麦酒色 苦く飲み干すことも出来ずに
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「真っ赤ではないから」と優しく笑う 嘘よ少しは白も混ぜてよ
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忘れゆくことは生きることに同じ 記憶の底で君は眠り姫
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夜深くぽたりと零す感情の染みが広がる前に拭き取る
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