Utakata
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鈴猫
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「好きでした」「知らなかったの」「馬鹿みたい」 私こんなに鈍かったのね
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君がいい 君じゃなくていい 君はダメ 君だけがいい 君はどうする?
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「地下道は近道じゃない」「知ってるよ」(あと何回教えてくれるの?)
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地下道へ続く階段 風が吹く 思いがけない私を晒し
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「好きでした」 言葉で過去にできるけど 身体は今も「好きです」と言う
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肉じゃががとても美味しくできたんだ そうだ私と結婚しよう?
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音もなく消してしまえば終われるの?記憶の君は生きているのに?
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さよならの気持ちは痛いほど分かる だけど私はまた恋をする
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この涙、別にアンタのためじゃない カレーが少し辛かったのよ
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画面越し 君の香りも体温も言葉にしてよ 伝わらなくても
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君のことずっと見ていた好きだった ほんとは何も知らなかったね
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見せまいと濁した君の想いなら 濾過はしないで今飲み干すよ
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なんだかな 夢見たことは夢のまま 膨らまなかったマフィンみたいに
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とろとろと時間吸い込む微睡みの奥の奥まで揺れて落ちたい
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(好きです)を殺して笑う「好きでした」 誰も知らない 知らなくていい
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ぼんやりと冷える身体を抱きしめて眠れるようにあれをちょうだい
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夏の風に揺れる君の髪を見ていた もう二度と戻れない夜
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甘くないケーキに刺したフォークから零れ落ちたい未来を知った
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嘘じゃない 本当じゃない ただここに無くなりそうな「好き」があるだけ
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月が生温く頬撫でていく 冷えた小指を置き去りにして
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眠れない画面の向こう 君がまだ何か話してくれる気がした
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かわいいの続きの
F
はなんだっけ?未来?それともこれで最後の?
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美しいだけの言葉はもうお仕舞い 君の
眼
(
まなこ
)
を貸しておくれよ
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革命を起こしてやると意気込んで 毛布をかぶり息を殺した
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さらさらとこのまま溶けていなくなれ お砂糖ならば紅茶を淹れて
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汗ばんだ人混みの中泳いでた 花火の色は思い出せない
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この夢は温く濁った麦酒色 苦く飲み干すことも出来ずに
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「真っ赤ではないから」と優しく笑う 嘘よ少しは白も混ぜてよ
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忘れゆくことは生きることに同じ 記憶の底で君は眠り姫
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夜深くぽたりと零す感情の染みが広がる前に拭き取る
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