Utakata
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鈴猫
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しゃわしゃわと蝉の声で我に返る 挨拶もなく夏は来ていた
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ごめんね、目を離したら消えてしまう気がして君をここに埋めたの
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触れていて 抱きしめないで 分かってる 見えてないんだ、ほんとは何も
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「もう一度触れてください」、改札の声に物語を見てしまう
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あの道に咲く紫陽花も忘れてた ごめん、もうすぐ夏が始まる
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雨粒の音で掻き消せ、いなくなれ 「君がほんとに大好きでした」
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雨の夜に雨を詠むのは陳腐だと そんな感覚どこで買ったの
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ゼロになれ 真っ白になれ 今日の日が新たな君の生年月日
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結局さ、得体は知れていたんだよ。見ないフリが上手かっただけさ。
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「しにたい」と「だいすき」は
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文字同じ きっとどこかでつながっている
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鮮やかな紅いリップを差したから少し優しくマスク重ねた
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君とのさよならに相応しい歌を探しています 見つかりません
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錆びかけたカッターナイフの刃を立てる そんな感情知っていますか
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くし形のレモンを齧りたいけれど きっと君は嫌がるのでしょうね
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猫になれ この路地裏を駆けてゆけ 雨の降る日にまた逢いましょう
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卵焼き、お砂糖入れて作るのに 今日だけ少ししょっぱかったね
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サラダなど変わらぬ味のものばかり 一人の部屋で枝豆、ビール
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コーヒーの香りと朝日浴びながら あと少しだけ寝てもいいかな
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ギシギシと髪を鳴らして笑いあう まだ肌寒く塩素の匂い
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踏切と電車の音が混ざり合う そういう街で暮らしています
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雨の音 頭の重さ 冷える指 何も消せない車のライト
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まだ少し濡れてる髪に触れながらたまには「好き」と言ってみようか
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眠れない頭が痛い朝が怖い 光の海に弱音零して
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この苦い液体が毒だったらな いつもの安いビールだけどさ
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真っ白な肌を覆う真っ白なシャツ 夏の訪れ教えないでよ
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希死念慮 貴慮を除けば「死ねん」だけ残るのだなと酒を飲み干す
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教えない 私の秘密飲み込んで 知らず知らずに消化しちゃえば
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目覚めたら平行世界ご案内 もう充分よ、ここはどこなの
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がらくたの身体につぎはぎの心 夜を抱えて朝を待てない
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殺してよ……でも痛いのは嫌だなぁ、なんだ抱きしめられたいだけか
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