鈴猫
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卵焼き、お砂糖入れて作るのに 今日だけ少ししょっぱかったね
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サラダなど変わらぬ味のものばかり 一人の部屋で枝豆、ビール
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コーヒーの香りと朝日浴びながら あと少しだけ寝てもいいかな
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ギシギシと髪を鳴らして笑いあう まだ肌寒く塩素の匂い
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踏切と電車の音が混ざり合う そういう街で暮らしています
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雨の音 頭の重さ 冷える指 何も消せない車のライト
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まだ少し濡れてる髪に触れながらたまには「好き」と言ってみようか
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眠れない頭が痛い朝が怖い 光の海に弱音零して
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この苦い液体が毒だったらな いつもの安いビールだけどさ
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真っ白な肌を覆う真っ白なシャツ 夏の訪れ教えないでよ
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希死念慮 貴慮を除けば「死ねん」だけ残るのだなと酒を飲み干す
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教えない 私の秘密飲み込んで 知らず知らずに消化しちゃえば
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目覚めたら平行世界ご案内 もう充分よ、ここはどこなの
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がらくたの身体につぎはぎの心 夜を抱えて朝を待てない
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殺してよ……でも痛いのは嫌だなぁ、なんだ抱きしめられたいだけか
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「好きでした」「知らなかったの」「馬鹿みたい」 私こんなに鈍かったのね
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君がいい 君じゃなくていい 君はダメ 君だけがいい 君はどうする?
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「地下道は近道じゃない」「知ってるよ」(あと何回教えてくれるの?)
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地下道へ続く階段 風が吹く 思いがけない私を晒し
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「好きでした」 言葉で過去にできるけど 身体は今も「好きです」と言う
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肉じゃががとても美味しくできたんだ そうだ私と結婚しよう?
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音もなく消してしまえば終われるの?記憶の君は生きているのに?
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さよならの気持ちは痛いほど分かる だけど私はまた恋をする
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この涙、別にアンタのためじゃない カレーが少し辛かったのよ
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画面越し 君の香りも体温も言葉にしてよ 伝わらなくても
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君のことずっと見ていた好きだった ほんとは何も知らなかったね
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見せまいと濁した君の想いなら 濾過はしないで今飲み干すよ
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なんだかな 夢見たことは夢のまま 膨らまなかったマフィンみたいに
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とろとろと時間吸い込む微睡みの奥の奥まで揺れて落ちたい
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(好きです)を殺して笑う「好きでした」 誰も知らない 知らなくていい
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