Utakata
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鈴猫
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タピオカの一粒にでもならないか?甘くない夜に行き詰まるなら
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押入れで金平糖をばら撒いて星座を作る遊びをしよう
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「取りたいな、かわいい服を着る資格」「生まれ変わってお越しください」
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「神様になりたいんだ」と君は言う じゃあ悪い私も愛してね
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「君がため」その発音で言わないで 固めた私を何処に置くの
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髪の毛を
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センチ切ったのに恋は根元に潜んでたのね
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雨の音 寄せては返す波の音 蛇口から零れる水の音
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冷えた部屋 ラムネの味がするお酒 何てことない大人になった
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何回目?「生まれ変わった僕を見て」言った数だけ死んでいるのに
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会話を終わらせるための記号なら いいねもそのスタンプもいらない
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詠みたくて言葉にならず迷う指 出力できる腕も持たない
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見ないフリだけが上手くなっていた 流れ星にも救えない貴方
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体育館裏で待つのはベタかなぁ、今日で終わらせたいのだけれど
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「好きだよ」が反響して跳ね返って僕の右耳を貫くだけ
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サンダルに見え隠れする小指から夏を教わる淡い水色
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もう行けぬブラウン管の向こう側 私のために扉開けてよ
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同様に確からしくなくていい「好きです」が欲しい君が全てだ
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触れたら溶けて消えそうな君は誰?画面の向こう、知らない答え
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言葉にはしなくていいよ、この手から伝わってるよ、「君が嫌いだ」
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ガタゴトと歌う電車が駆け抜けて 何処にも行けぬ私を照らす
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この恋がシャボン玉ならよかったね 軽く弾けていなくなってよ
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コンビニのアイスと音だけの海で私の夏を救ってください
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アイスティーに浮かべた薄いレモンをそっと潰してお茶を濁した
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僕らには甘い言葉もいらないよ、笛だけでほら連れていけるよ
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蝉時雨も突き刺すような夏の日が唸りを上げて立ち尽くしている
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「人の言う」ことを「信じる」 あぁそうか 君は人ではなかったのかな
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どろどろと溶けるのならばとろとろと溶けたい 君は分からないかもね
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見渡せばどの星にも名は付いていて 君という星は何処にもいない
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「馬鹿だね」と笑う貴方につられてた コーヒーよりも苦かったのに
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夕日が私を抱えて飲み込んで濃い藍色の夜が始まる
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