Utakata
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鈴猫
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一昨日の大学芋のベタつきを思い出してはほろ苦い夜
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五七五七七に詰め込んでゆく愛と涙と夢と、足りない
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空だって落ち込む夜もあるだろう 吐き出してくれ、粉雪にして
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わがままという名前なら許される 好きとか海を見てみたいとか
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君が大人であることを知る言葉 知ってしまった 見たくなかった
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「雨は夜だけ降ればいいのに」と言う君に触れることさえできない
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こんな日に傘を忘れて信号を待ちながらまた かぜ を待ってる
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言い訳が欲しくて昨日見た夢を静かになぞる午後三時過ぎ
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寂しさも不安も全て抱きしめて 春は来るのだ 僕にも君にも
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ほんものの春になったらどこへ行く?君ならどこへだって行けるよ
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春だって勘違いしちゃう陽気だね。大丈夫、君はまだ眠ってて。
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見落とした上書き保存前の夢 寝ても醒めても二度と会えない
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君が時たま感情に添えている文学的なビックリマーク
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触れるはずないのに君の唇の味を知ってる夢から醒めた
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君の星から届いてた「会いたい」を「寂しくない」と解読してた
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君の両手に余るほどキャラメルをあげるから、ねぇ、笑ってみせて
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お風呂場で割れた爪から溢れ出す ため息と愚痴、えっと、それから
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二年前から君の名を探してる 春の夜明けによく似た音の
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あのシャツもクローゼットの彼方から問うてきました、「春はどこから?」
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指先で踊るピンクとゴールドは君に嫌われるための鎧
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あの人が元気にドアを開けた
時間
(
とき
)
、それが朝です。おはよう、おはよう。
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夜というやつは優しい君のこと抱きしめてくれたりはしますか
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月の夕日の色は放課後に飲んでたいちごミルクの色だ
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雨音を聞きたくなくて流してるラジオが歌う「明日も雨です」
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愛の字が上手く書けぬと言っていたあの子は愛を知っただろうか
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どろどろのココアみたいな感情に溺れさせるの上手いね、あなた
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ていねいなくらし なんかは程遠くポッケで握りしめる
500
円
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2と0と2と1たちが踊ってる 僕はどこかに置き去りだった
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「大人ってもっと大人だと思ってた」 無邪気に笑う私の写真
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私のこと何も知らない君の声が私の名前を読んでた
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