Utakata
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鈴猫
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を踏み外したの?
3
月にこんな陽気で 明日は
金曜日
(
ホワイトデー
)
8
昨日とは違う香りの髪の毛が軋む 私を優しく責める
6
お肉とか焼いたり揚げたりするだけで勝てるもんかね、こんな陽気に
7
もう少し あと少しだけパソコンを閉じないでいる 君の隣で
6
雨が降る 傘もささずに俯けば 悲しい人に見えるのかしら
11
柔らかな眠気を不意に手放して 光る画面の向こうで遊ぶ
8
幸せな歌を詠みたい 寂しさも詠んであげたい 私は私
12
あなたにも夢見る夢があるのだし、私、一人で眠れますので。
10
シャンプーと柔軟剤を変えてみた 知らないはずの知ってる香り
10
どうしても他人に優しくできない日 紅茶くらいは淹れてみようか
11
あの店であなたと食べたポテサラに近い味付け 今日できたのよ
13
与えられなかったものを数えては 力任せにお腹を満たす
5
帰り道 ふと目に入る花束に あなたの笑顔重ねてみたり
12
この胸の痛みを可視化するならば
7
割引のイチゴくらいか
9
温めたミルクに砂糖混ぜてみる 君の寝息を思い浮かべて
4
週末が白く輝く手帳見て 毛布の温もりを抱きしめる
9
春が近づいて足音立てる時 どんなパンプス履いてるんだろ
11
目を閉じてこのまま朝が来なくとも 冷たい頬は冷たいままで
5
ねぇ君と食べたあの日のクレープの重たさだけが手の中にいる
10
ねぇ君は別れの色を知っている?じゃあ寂しさの味と温度は?
8
悲しみは暗くて深い場所にあり ゆっくり背中から落ちていく
9
もう二度と来なかった「また今度」ごと掬い上げられたらよかったね
11
そうだった 別れはいつも突然で あなたの笑顔ばかり浮かんで
7
冷えていく二十三時のやや手前 三十一文字に変える寂寞
10
ふんわりと雪の形は消えていく 静かに濡れる横断歩道
11
「愛」ならば 私の辞書の、ほら ここに 君の名前がきらめいている
10
祝うべき今日と分かっていながらも もう交わらぬハタチのあなた
8
「愛してる」を何億回重ねても貴方が欲しい「愛」には成れず
10
「コンビニでおでん買ったよ」それだけを書いては消して また 春が来る
11
春雨に流されて降る桜花ごと 流されて降れ 私の
魂
(
こころ
)
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