まだ少しひんやり乾く部屋の中 秋というものを待ち続けている 1
笑いじわ浮かべる君が好きでした。明日は誰のために笑うの? 0
死にたくはないけど生きたくもなくて 午前1時のコンビニご飯 2
なれるなら貴方の顔になりたくて、行き着く先は愛されたくて 2
「美しい人」だと思う。違います、顔だけの話ではないです。 2
「愛してる」「愛しています」……足りないね 三十一文字はあまりに遠く 0
ねこを見て「ねこだ」と思う君がいて そんな世界で生きていきたい 9
「八月は何処へ行ったの?」「海ですか?藻屑となって消えたのですか?」 2
「長月は何が長いの?」と聞く君の瞳がとても好きだったので 3
「さよなら」と麦わら帽子風に揺れ そうか君が8月だったか 7
「すみません、夏の匂い置いてますか?」「ラムネの瓶に詰めてあります」 0
結局は「どんな君でも好きですよ」どうかお願い伝わっていて 0
「笑い方、わからないの」と笑ってた 大丈夫だよ、そのままでいて 1
サヨナラの音を聞きたくないですか?ほらあそこにも落ちていますよ 2
ゆるゆるとクリームソーダ飲む君の口許をこっそり見つめてた 1