Utakata
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感覚・空想・生活
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友が子が親が己が日々なにに浸されているか考えたほうがよく
2
キューバ危機並みの奇跡を我々はいま期待しなければならず
1
もう一度逢えたらと雪の降る町にひっそり笑う君をみつける
0
「君と居るから終わりなんて来てないよ」終末時計は真夜中と一分
0
テストを解く元大学生たちは帰巣本能に満たされている
1
この場所に生まれた意味を問い直せ蔑ろにしたぼくらの
hood
(
フッド
)
0
莫逆
(
ばくげき
)
の
輩
(
ともがら
)
ら曠野に立ちて両掌を広げる泣けとごとくに
1
戦争のやうに貴方はご機嫌ねどこかがどこかに勝っただけでさ
3
一冊のまぶしいうたを読み終えて今朝のひとみは少しだけ濃い
9
身を
曠野
(
こうや
)
に置きかつてつないでいたものをひとつずつ拾いあつめる
1
主観も統計も互いに対して同程度に無意味で有意味で
1
わづかずつ快復する中で感覚せぬものが繋がれてゆく
3
愛
(
かな
)
しくも像と言葉は
離
(
か
)
れ
離
(
が
)
れに
或
(
あ
)
る統合は既に
喪
(
うしな
)
ふ
10
福音が絶える曠野の向こうにも新たなまちが拓かれている
0
東方に逸る奇想を
殺
(
バラ
)
すには
2
(
23
)
(
八百万
)
bitごときでは足りず
3
絶対的な無意味さに対立する複製子とエクリチュール
2
あまりにも定式的に告げられる頭蓋窩に咲くひとつの腫瘤
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ブレイクコアと
M
R
I
の相似をなんらかの影が知らせる
2
生きていると隣にコトリと唐突な死が置かれることもある朝
4
いざりがに熱かひなやむ
青田面
(
あおたのも
)
/雪面に斬首されたる紅椿
0
僕等みな褪せた大気のダイバーで漏れた頭蓋を締め付けている
2
「ひとにはヒトの」と謂うので肝臓水解物も同じではないか
1
犬を飼うきみと犬を喰う国から来たおれ、エコシステムの断絶
2
銀幕と網膜のあわいに横たわる数億光年の暗闇
2
年確に暫時ためらう程度には染み付いているインターネット
1
おのれより死近きもので満たされる朝の整形外科の待合
7
ループラインが半時止まる、社会の歯車が砂を噛んだので
1
古今千年の歌集に焚きしめられたフェネチルアミンの薫
2
現し身の安息角を見失い辺縁系より零れることば
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おまえの血が赤い限り過ぎゆくもの全て透明にはならない
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