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感覚・空想・生活

ゆっくりと終わっていけよ雪虫があしたの夜と告げているので
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ひろしまの鐘のふるえはおわらないからもうだれも打ち鳴らさない
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新世界かえってくるとひとりでに復活する歯ぐきふるえ音
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振戦をとめてジャイロはひとさじを大切なあたりまえをすくう
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一杯がファーストロット埋め尽くし贅をきわめた給餌のはじまり
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赦せないひとをだんだんミュートしていないようにしてゆるせない
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ちょっとずつ地層を剥いていくように家族になっていくんだろうか
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終わらない待ち行列に加えられ死ぬのはいつも他人ばかりで
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全力で敗れたことを生きがいに曾孫の代までっていくので
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壁のシミ数えてる間に終わるって言われた273秒
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濡れそぼちうけのよろこびわからずに愛知らぬまま終わるのは厭だ
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君の身は切り分けられてその稚児の明日を生かす聖体となる
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「あんぱんまん」「まま」とは言ってくれるけど「パパ」はいまだに言ってくれない
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地上にて名を負う星になったので君は空へはゆけなかったね
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日の落ちる速度ではしれ間に合わぬきみのいのちに間に合わぬとも
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楽園で産めよ殖やせよ地に満ちよ言うたおっさんはここになおれ
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その炉心は若狭の海をみなもとに畿内をてらすはずだったけど
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いつのまに放電されてからっぽの気持ちをきみに隠したままで
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残量がなくなるほどに減りにくいスマホはぼくの人生と逆
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電子的なしがらみがこのアイコンを一押ししたらひとつは増える
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入梅にニュルンベルクに入定す入道の眼は柔和にくもる
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半世紀待たせているの黄泉こうせんのほとりに薔薇が十二本ある
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西の果て和魂にぎたま照らす日輪はニライカナイへとにじみ寄る
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朝夕ぢょうじゃく長夜ぢょうやはわずか調伏ぢょうぶくされ地府ぢふの閻魔は帙簀ぢすをひらいて
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直截に知覚している超人は地を這う草の力強さを
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この夜を越えてあなたに会いにいく夢みる頬が溶かされるまえに
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なにひとつできないかわり術中に握りしめてた袋をわたす
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周年を野良にてすごし毎日が明日の稔りにつながっている
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🀒🀓🀗🀗 🀐🀑🀒 🀅🀅🀅 🀜河のいろもみどりを除きすぎていて自摸ツモにすべてを賭けるしかない
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捨て猫に傘のみかぶせ立ち去ったそのやさしさは冷たい雨で
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