Utakata
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感覚・空想・生活
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幾星霜隔てた地から新年をライスケーキを重ねてねがう
3
ひとつぶの遺骨を噛んで遂に知るおまえがおれのケーキだったと
3
ひとかけのケーキのように簡単にこの感情を飲み下したい
7
蝦夷鹿も熊もすべてを骨に帰す菌床は知る大地のちから
4
その部屋に置かれた林檎その色はまだ獰猛な名前を背負い
3
UNIXその概念は銀色の箱の底にて息はあるのか
3
毒入りのりんごを背負いスタバからスタイリッシュを賑やかす板
2
ぜつぼーをたのしんでいけ毎日はノックアウト寸前のゴング
4
街角に異形の充ちて何者もこの祝祭を統率しない
4
なにごともなきようねがい本官は凪いだ浜辺に敬礼を交わす
6
恋情の上り速度は光速を超えて下りは限りなくゼロ
3
文字列の総和はついに1メガを越えて手紙は読み返せない
2
JPEGのとばりは降りずピクセルに
焦
(
じ
)
らされていた中三の夜
3
おれだってこんな世界に生きていておかしいと思いつづけている
5
日本語の
私生児
(
バタール
)
を産めこの街にくよっひいぶきゅんうれっぽ
3
誰彼も葉巻のごとく豪勢に豊かに永く生きていたくて
4
垂直に世界は閉じて外からのまれびとは絶え百年が経つ
1
この先はただ行き止まりトンネルはつめたい視線だけを飲み込む
1
壁のまえに卵を持って立ちすくむぼくは空のむこうを知らない
4
病棟でもう信仰などないと3500回は遍歴
2
親指のへりがだんだん腫れていてあれは剥がすべきではなかった
3
あほなのでセールはじまる前日に一万円の買い物をした
5
もう酒を買えるほどにはジャラ銭が預金されてる洗濯機のした
2
海原を知らぬイルカは俺様の美技に酔いなとラッセンのように
1
部屋のすみぢっと眺める雄猫はきらいなひとのかげを見ている
4
ねこがいます感染性のかわいさは数千年のパンデミックは
3
ふたりきりになるまではまだ外せない目線はいつも
頸
(
くび
)
もとのそれ
1
この冬も野山を駆けて山鯨ぼたんの花はまだ咲かせない
3
黒服が運ぶケースにこの星の運命線がつながっている
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次はいつ還ってくるの宇宙塵にまみれた汚い雪だるまくん
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