Utakata
登録
Login
サイトのご案内
ef ⍨
フォロー
125
フォロワー
102
投稿数
1350
感覚・空想・生活
« 最初
‹ 前
…
8
9
10
11
12
13
14
15
16
…
次 ›
最後 »
ひとくちを我慢したからひとつだけ未来に淡い信頼を得る
3
パターンのなさにこなれてくることも一つのパターンだった早春
3
何らかの麻痺毒として観てしまう海のむこうの選手の知らせ
3
ギッチャリの意味がみんなに通るほど治安の悪い街に棲んでた
3
喫茶去の実践としてカフェモカをニルギリにしたまだ遠い朝
3
「文庫」という行き先がある東京はすこし文化だなあとつぶやく
3
前向性健忘になり毎日が一目惚れから育たぬ恋に
2
「その位置で切れるん?」隣の白ギャルが唯一食いついてきた思い出
4
1%のtaxonなどは頬寄せる母子の情を前にして誤差
3
宣伝を届けるために昼前の五分を校正時間に充てる
2
食感が忘れられずに新品を家族会議があるたびに噛む
4
鈍行も停まらないその停車場にたたずんでいる赤い靴には
4
臆測の結果
10
円足りなくてわたしに還る重いラブレター
12
感触をひらくことばになぞられて暗いほのおに灯る輪郭
5
「産み増える」ことの最適化のせいでいまこの場所で絶叫をする
3
部屋にいても無視されるのでおまえらの娘を
背
(
せな
)
に密林をゆく
2
東
(
ひんがし
)
のみやこのとなりうららかに花さきたまのしらせをたのむ
3
「エレジーがある」といわれてしばらくはやや不審げに眺めた卵
4
そこにいる、いないは理由ではなくてここで祈れることがほんとう
5
「ちいかわはどこ?」ときかないおさなごを平たく睨む旧きものども
4
凪ぎきった海路はもはや終端でもうすぐ水平線は途切れる
7
運命の風になびいた
鬣
(
たてがみ
)
を握りお前と保護区を巣立つ
5
煙突にたなびく煙見るたびにここはかけがえのない僥倖
4
河口から海底に吹く乱流を
颪
(
おろし
)
と呼ぶのだろうか
鯱
(
しゃち
)
は
4
天気図をよく見て開けな恐ろしい嵐を呼ぶぞどこでもドアは
7
木星の赤い颱風より永く巨きく回れ燃ゆる
羆
(
ひぐま
)
よ
4
あえて言うことで引かれる境界にわたしときみは浮き彫りになる
4
垂れ下がる嵐の牙が穿つのは青いクルミとかりんだけでいい
4
狭隘
(
きょうあい
)
で豊かなはざまテンソルが見落とし消えたコンテクストは
3
懐かしい柄が
三和土
(
たたき
)
に並んでて憩いは遠く散ったけれども
3
« 最初
‹ 前
…
8
9
10
11
12
13
14
15
16
…
次 ›
最後 »