Utakata
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葉舟
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俳句も作っています。
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厳しいと言いながらただ過ぎし日々胡蝶蘭の日すでにありける
6
予想とは違う現実あった時せめて泣き言言うなよ友よ
6
イライラとするような顔見せないで僕がデートへ誘った顔に
5
東京のバカ野郎がと歌う歌手地元ぐらしの母は泣いてる
7
どれくらい待てば来るのか時計見た当時の二人は今も同じで
5
雪つりの縄を抱えてひた走る職人見送る金沢の地で
10
雪だるま壊して丸め雪合戦可愛そうだと泣いてるあの娘
9
かっぱ橋行って包丁買おうとも料理がうまくなるには遠い
8
寒気して葛根湯を注ぎ込む君に看病してもらいたいけど
5
あの時になんで短気を起こしたの冬の夕暮れ君に対して
7
タバスコとホットチリの区別がな言う父の声戸惑いの顔
7
馬鹿なのと耳を突き刺すキミの声好きなのお互い分かっていたの
4
バスタオルこんなに小さかったかなウチの双子の成長早し
10
突然に信じらんないなどと君から言われる事などしてない
7
荒海に寒鰤が来る北陸の漁港に賑わい戻る季節か
10
大根を買って来てよと母の声ついでに焼き芋買ってこよっと
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たんこぶを作る子どももいない今身体感覚あるのだろうか
7
青い山流れる川も今は雪踏みしめ歩く足もと白し
8
たらればと言ってクヨクヨしてるならやりなさいよね受験勉強
5
チャンスを得ステージに立つ親友が奏でしギター羨み聴けず
9
エヴィアンのボトル飲み干す季節過ぎホットコーヒー二人のカップ
10
煙突の屹立してる工場街広がっていく見渡すかぎり
10
馬鹿げてるこの自転車を追いかけてわたし目指して走るのキミは
5
南口駅前なんてどこにでもあるような場所告白の場所
10
単純と言われてるのは昔から君の言葉のあやも分からず
8
困ったなまだ桜咲く通学路靴ひも切れて独りたたずむ
5
論語読みの論語知らずと言うけれど読まないアイツ丁寧さ何
5
挨拶が大事だという先生を無視していたのは好きだったから
5
みずみずしゼリーを選ぶ赤と青好きだった娘も今は大人に
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しばれると味噌汁すすめる演歌歌手思い出すのは霜焼けの時
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